#14 入院して気づいた仕事に対しての思い | 26歳で悪性脳腫瘍を患ったOL

26歳で悪性脳腫瘍を患ったOL

病気を患ったいま思うこと体験したことを書き留めたいと思います。
悪性脳腫瘍(グリオーマ/星細胞腫/グレード3)
手術⇨放射線治療を経て、現在は抗がん剤治療中です。

こんばんは!


今日から抗がん剤は

休薬期間に入ります。


そして、今日はやっと

定時勤務することができました!


ただ、PC閉じた瞬間

わたしがシャットダウン状態。


あまり無理しないように

ペース配分考えなきゃですね。

今日は入院して思った仕事に

対しての思いを書き留めたいと思います。


わたしは短期大学を卒業後

総合人材サービスを展開している

企業に営業職として入社をしました。


就職活動をする時に

3つの軸を待て!と教職員や

OGから耳が痛くなるほど言われました。


全然、軸が定まらない中

往復3時間の通学で

大人たちの疲れ切った顔を

毎日電車で眺めておりました。


働くってそんなに

楽しくないことなのかな。と思いました。


楽しいとは思えなくても

どうせ8時間ないしは8時間以上働くなら

働いてる時間、充実してるよね!

と胸を張って言える大人が1人でも

増えたらいいなぁ。


とまだ社会に出たこともないのに

そんなことを思いました。


そんな考えから

「働く人を支える仕事をしたい!」

を軸に就職活動をして

前職の総合人材ビジネスを

展開している企業に入社しました。


部門は対面型ビジネスの

人材紹介・人材派遣を展開しているところで

5年半営業職(RA)として勤務しました。


5年半の勤務の中で社内外問わず

さまざまな方に出会いました。


嫌なこともたくさんありましたが

それ以上に良いこと・勉強になることは

もっとありました。


自分の担当するクライアントには

何よりも愛情があり

良いご縁に恵まれるよう尽力してました。


どこの会社も人手不足と嘆いており

求職者が有利な状況。


そんな中でハイスペックの人が

欲しいと言っても

超大手や名が通っている会社に

求職者が流れるのは当たり前。


経歴を見るのではなく

人柄で採用して欲しい。ことを

常にクライアントに訴えかけました。


人材会社に勤めている人間なら

誰しもがやっていることだとは思いますが。


企業には

求職者の魅力が伝わるよう


求職者には

クライアントの人事担当者になった気持ちで

魅力をとことん落とし込みます。


毎回、丁寧な対応を心掛けていたおかげか

クライアントから

「○○さんが紹介してくれる

求職者なら内定出すよ〜!」


と言ってくれ、それ以降は

本当に内定した貰ったことないです!


求職者にも

「〇〇さん嘘つかなさそうだし

本当に魅力が伝わりました。

入社したいです。」

と言っていただいたことも。


クライアントにも求職者にも恵まれ

より一層頑張りたい!!


と思っていましたが

会社の人事評価として

昇給・昇格には短大卒のわたしは

4大卒の方より時間を要する仕組みでした。

(いやいや、4大卒の同期より

数字持ってのになんで!!と思ってます(笑))


人事異動することもほぼ無理に等しく

それなら転職しよう!と思い

今いる会社に転職しました。


最初は人材業界以外を見ていましたが

人材業界の魅力に改めて気づくことができ

同業に転職しました。


そんな中でしたが

脳腫瘍が発覚し手術〜放射線治療中の

3ヶ月半は休職し仕事から離れておりました。


「退院したらまた仕事かぁ。」

なんて思いました。


あんなに仕事が好きだったのに

「自分は仕事したくないのか?」

と自問自答を繰り返しました。


正直、戻りたいと胸を張って言えない。

と思いました。

こんな自分がコンサルタントとして

採用支援をしていいのか。

すごく悩みました。


なぜ復職したいと思えないのか

腑に落ちる答えには辿り着かなかったです。


ですが、一つだけハッキリ言えるのは

自分がこういう気持ちになったということは

ぜったい役立つはず!!


復職するためのサポート体制や

どういうマネジメントをすべきか。

など、組織作りからしたい!

と思いました。


また以前、前職の先輩に

「〇〇が紹介するなら内定出す

じゃなくて

〇〇会社からの紹介なら内定出す

と言ってもらえないってことは

組織としてダメだよね。」

と言われました。


たしかにそうですよね。

会社として組織づくりが出来ないなら

会社である意味がないですよね。


いまは目の前にいるクライアントに

しっかり寄り添って

信頼されるコンサルタントに

なることを目標に。


そしていつか、組織づくりからできる

人事採用を携わりたいと思いました。


入院期間がなきゃこんなこと

思わなかっただろうな。と思うと

無駄なことはないってことですね!


まだまだ社会人として

ペーペーですが

生意気にもこんなことを思いました。


しっかり自分がやるべきことをやって

自分のキャリアを実現したいです。


病気と全く関係ないですが

ここまでお読みいただき

ありがとうございました!


次は退院後の生活と

復職について書き留めたいと思います。


今週始まったばかりですので

ゆっくりお休みください。