鳥居信広『ファイヤーバード日記』 -18ページ目

妙好人摩利男

きょうは東北出身のお客様と車中お話しさせていただいて…

戦後まもない子どもの頃…

山奥でナメコを取って売ってお小遣いを荒稼ぎしたというお話を聞かせていただきました。


「なんでナメコっすか!?マツタケとか漢方薬の材料とか…ほかにももっとお金んなるモンあったんやないっすか!?!?」


と私は一瞬思ったんですが、じつはナメコだったのには重大な意味があったのです。

その意味とは?

山奥には有益なキノコもあれば毒キノコも沢山あったらしく…


ナメコだけは見た目で確実に覚えてるから採ってあとはリスク回避して採らなかったらしいです。







はい!
ようと分かりませんけど…
見た目に美味そうな話しにはそう簡単には乗るなってことを自然から教えてもらってたみたいでーす。











武士の娘





太平洋戦争以前の日本人は貧しいながらも精神的なことに関しては今に比べて充実しており…

とりわけ武士道的なしつけに関して申し上げますと、武士は食事の際や挨拶などふだんの日常生活での作法を通して有事に備えておりました。

例えば、お食事の際のお漬物にお醤油を付けるときは、食べ終わったときにジャストな量にしないと怒られたそうです。

「たかが、醤油ぐらいで…小うるせぇなあ…。メシぐらいゆったり食べさせんかいぃぃぃ〜。」

と一瞬私も思いましたが、じつはこれには重大な意味があります。

その意味とは…


お漬物を見た瞬間に適切なお醤油の量を判断できることで有事の際の判断能力を鍛えたのだそうです。


逆に申し上げますと、のんべんだらりと余裕のある普段の日常の食事で適切な判断が出来ない人間が…
いつ敵が襲ってくるかもわからないような高ストレス、過酷な戦場でまともな判断ができるはずがない。というのです…








はい!
お刺身を食べるときにジャブジャブお醤油のプールに付けてから食べる私は…
判断ミスの連発で即!あの世行きですねー!?

嗚呼。平和でよかったー。

なにげない日常動作に心をこめることってホント大事なんですねー。

















オイサ!


オイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサオイサモリサンオイサオイサオイサオイサオイサオイサモリサンオイサオイサモリサン!





威勢のよいかけ声のなかで神輿を担いでいるとなんだか自分が自分でなくなってとてもいい気分になりました。


フンドシを締めてハンテンを着てるとなんだかはるか昔の知らないかたがたにつながるような気分になります。


日本人のDNA記憶スイッチが入りました。


今年も元気に担げて本当によかったでーす。