無事終わりました。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

今回は2例目の手術。

時々「喉乾いたな~...」とか「お腹すいたな~...」とか言うまめをプレイルームに連れて行ったり(色々あり手術前にプレイルームで怒り泣かす私。手術前だからといってしつけはおろそかにしてはならない...と思う)、部屋に戻ってDVD見たりして紛らして。


呼ばれたのは10時半頃だったかな。

オペ室までは歩いて一緒にいけるのだけど、今回も麻酔の時に格闘。

ガス麻酔が「臭いから!いや!!」と、口と鼻を手でおおうまめに、先生や看護師さんたちの手前優しく説得していたが(「このスーハーしないと、チックンになるけどそっちにする?」「やだ!」「だったらこのスーハーしなきゃ。」「臭いからいや!」「スーハーしたら寝てる間に全部終わるよ。スーハーしなかったら、すっっごい痛いんだよ。このスーハーはまめを助けてくれるものなの。痛いままやってもらう?」「いや!!」「だったらスーハーして。」「臭いからいや!」を永遠繰り返し、現場のタイムアップの空気を感じ、結局いつものように私が全身でおさえこむことになる。)


5歳になると暴れるパワーも強いです。

0歳の時の麻酔は楽だったなぁ。
泣きますが、泣いてくれた方が吸い込みがいいのですぐ寝てくれたし。

入院中も泣くけど、泣くだけですむのがベビー時代の手術や入院でした。


今回の入院は、私とまめのふたりで入院手続きから退院までを過ごします。

とっても楽です。

気が楽。

快適です。



まめが麻酔で眠ったのを確認して私は病室に戻り、お腹がペコペコだったので院内行きつけのお蕎麦屋さんへダッシュ。



仲良しのお姉さんに「今日ベビーは?」と聞かれ「今まさに手術中なのよ!」と話し、気を紛らしてお蕎麦をいただく。



春野菜の天ぷら蕎麦。


手術は30分で終わったらしく意外と早く呼ばれ、主治医から色々話を聞き、今回は既にエキスパンダーに22ccの液体が入っているそう。

いつもリカバリー室で泣き叫ぶまめですが、今回は爆睡しています。

切除やレーザーをしていないので、いつものまめの顔のままでした。(切除やレーザー後は顔がパンパンでガーゼだらけ。)

病室に戻ってからも爆睡のまめに付き添い、テレビをみながらのんびり水分摂取が出来るまで待ちます。(病室に戻ってから4時間が目安)

時々目を覚ましては「喉渇いた...」と言うのですが、「まだ飲めないねー。今起きたら喉が渇いて辛いからまだ寝てなー。」と言うとまた寝始める。

本当に、付き添う親としては、まめのような術後爆睡タイプは楽です。

今回はお腹の回復が遅く、喉が渇いている割りにお水を飲みたがらず、夕食も食べたがらず。

飲むヨーグルトも吐いちゃいました。

以前も水分摂取後に何度も戻してしまい、その度にパジャマや下着やベッドカバーを取り替えてくださる看護師さんが「今日はオペの子が多くて。あちこちの部屋でみんな吐いてて。不思議と赤ちゃんのほうが吐かない。まめちゃんくらいから小学生の子はけっこう吐くんです。」と教えてくださいました。

体の成長とともに麻酔の量も増えるからかな。


シーツの替えが無くなりました(笑)と言っておられました。うちも替えのパジャマが無くなりました(笑)


みんな、頑張ってます。

そして、夜中でもテキパキとシーツやカバーを全取り替え(しかも何度も)してくださる看護師さんに心から感謝します。

本当に素晴らしいお仕事だなと。

仕事だからといって出来ることには限界があると思うし、看護師さんの子供への声のかけ方や付き添う大人への配慮の仕方をみれば、仕事だからという以上の愛情や誇りを感じます。


「ドクターになりたい!」と言っているまめが医療関係の仕事に就くのかどうかは解りませんが、沢山の人があなたのことを思ってくれていることを忘れないでね。



朝食からは普通に食べられましたので、ご安心ください!


そして、今日から初の注入。

病室に先生が来てくださってやるのですが、先生には「怖がらせないでください!退院後の通院にも関わってくるので!」とお願いし(笑)、まめがプリキュアオールスターズのYouTubeに夢中になっている間に難なく終わらせてもらいました。

意外と呆気なくおわり、母安堵。


これなら大丈夫かも。


今回は11cc注入。

全部で33ccが入っています。


始めてガーゼが外れた状態を見ましたが、最初の22ccでさえかなりの膨らみ。

これがどこまで大きくなるのかドキドキです。