
わっしょい!わっしょい!
子供用の山車をひいています。
うちの町内ではありません。
飛び込み参加出来ると知り、全身フル祭娘で参加しました。
町内の子ではありません。
「私、わっしょいわっしょい好きー♪」
そうか、まめ!
ならば祭に行こうではないか!
祭というか、盆踊りね。

ここね。
すんごい人ね。

むんむんした熱帯夜に暴れまくる子供たちに母はヘロヘロ…。

ストリートバルーンアーティストのお兄ちゃんが作ってくれるバルーンアートに魅了されまくり、その前から絶対に離れないキッズ。

ミニーちゃんを作ってもらいました。
またとある盆踊りの時の話。
けっこうな人混みのなかで、夜→人混み→リズミカルな爆音→陽気な人たち、にテンション上がりまくり、浮かれまくり、走りまくっている、まめと私のおいかけっこ。
「まめ!もう夜だから!暗いから!危ないから!!!!」と絶叫しても大音量の東京音頭に掻き消され。
あー、もー、やってらんね。あぢー。
…と思っていた私の背後から
「まめちゃん!まめちゃん!!!!」
という声と猛ダッシュの気配。
振り向いた私に、ゼーハーゼーハーと肩で息する親子の姿。
私「????」
薄暗さのせいでお顔を見てもすぐには誰なのか解らず、しばし無言で見つめ合ってしまった(笑)
「あーーーー!
お久しぶりですーーーー!」
その盆踊り大会が行われていた公園で出逢ったその親子は、1度公園で遊んでもらって、その後近所でばったり、バスでばったり、ららぽーとでばったり、合計4回しかお会いしたことがない親子なんだけど(最初の公園以外はものの数分ずつ)、それはそれはとても感じの良い親子で、私はたまに「またばったり会えないかな~」と思っていたのだ。
「うちの子がね、いつもまめちゃんに会いたい会いたいって言ってたの。公園で遊んでいても、まめちゃん来ないかな~、バスに乗っても、まめちゃん乗って来ないかな~、ららぽーとでも、まめちゃん来てないかな~って。よかったねー!やっと会えたねー!」
まーじーでーすーかーーーー???
私、嬉しすぎて泣いちゃいますよ。
「本当?!有難うねー!私も会いたいなって思っていたんだよー!!!」
偶然立て続けにお会いしてからもう1年くらい経っていたようで、それにもびっくりしたのだが、1年間まめのことをずっと忘れないでいてくれたなんて。
本当に嬉しい。
「まめに会いたいって思ってくれて本当にありがとう。」
私は心から伝えた。
もう、ギューーーってしたいくらいだった。
当のまめは、そのおねぇちゃんを見てもピンと来ず(当時まだ1歳だもんな)だったけど、「是非とも連絡先交換しましょう!絶対にまた遊んでください!」と私はそのママに言った。
こんな素敵な再会、逃してなるものか。
私は、まめを生んでから、運命の出逢いを信じるようになった。
ヤバいくらい苦しい時、マジで辛い時、神様はちゃんといて、その時に出逢うべき人に出逢わせてくれたもの。
この人たちは、絶対に私とまめに必要な人。
薄暗いこんな人混みで私達を見付けてくれて、こんな息苦しい暑い夜に、こんなに必死で猛ダッシュして「まめちゃんに会いたかった!」って来てくれるんだもの。
1年越しでよ?!
神様、有難う!!
まめの顔にアザがなかったら気付いてもらえなかったかも、とか、まめの顔にアザがあるから覚えてもらえてる、とか、最近よく感じます。
今では、アザがあったからこその出逢いや経験に感謝出来ることもたくさんあるのです。
これこそが、まめの人生なのです。
まめ、あなたは生まれながらにして幸せなんだね。