昨日「明日は病院だよー」と、一応まめに伝えてみた。
「ママの?」
「ううん、まめの。」
「・・・。」
しっかり考えるようになったねぇ。
いろんなことをぐるぐる巡らしているに違いない。
「…こわーい…。」
「注射がこわいんでしょ?」
「チックンする…?」
「うーん…。…するねぇ…。」
「・・・・・・・。」
そりゃあ、黙っちゃうよね(笑)
前日に、明日病院で注射するということを告げることに私も葛藤はあったけど。
嘘をついてもしょうがないと最近思う。
「…イヤ…。」
「まめ、よーく思い出してごらんよ。注射する時さぁ、痛いけど、痛いのはチクってするときの一瞬だけじゃない?あっという間に痛いの消えちゃうでしょ?大丈夫だよ~。」
…こんな言葉、子供にとっては気休めにもならないんだよねー。
私も子供の頃、注射の前日から超ブルーになってたもんねー。
でも、まめは意外と切り替えが早い。
病院に向かっている途中に突然、「頑張る!!!」と言っていた。
自分で自分を鼓舞しているようだ。
診察室では「こんにちは」とちゃんとご挨拶して、私と先生が次回の手術や今後の治療法について話をしている間もまあまあいい子してられたけど、心の中は採血のことで憂鬱なはず。
レントゲンで待たされ、採血する小児科も1時間待ちと言われ、お腹も空いてきたことだし院内の蕎麦屋で腹ごしらえして、いざ採血へ!
まめは採血の部屋へ自分で行き、椅子に座り、「私、大丈夫!出来るもん!」と言わんばかりなのだが、採血セットが目の前に出てくると「…びぇぇぇぇ~!!!こーわーいーーー!!!」と泣き出した(笑)
でもまあ、暴れることもなく、採血も初めて1回目で成功し、血を吸いとっている間「まめ、よーく考えて。今もう痛くないでしょ?痛いのはチクってするときだけだったでしょ?もう大丈夫だよー。」など言い聞かせて、針を抜いてもらうと、
「あーりーがーとーーーごーざーいーまーしーたーーーーー(泣)!!!!」
と、自主的にお礼を言ったではないか!!!
これには私もびっっっくり!
採血のお手伝いをしてくれた看護師さんは、まめの1回目の入院の時から毎回看てくれている看護師さんで、その看護師さんにも「まめちゃん、自分からお礼言えるようになったなんてー!お姉ちゃんになったねぇーーー!」と感動をわかち合う。
まめはまだ泣きながら「シール、もらえますかぁぁぁぁーーーー(泣)!!!」(採血を頑張るといつも製薬会社のオマケみたいなシールをもらえたりする)と催促(笑)
「え、あら、今日はシールあったかなー…。ちょっと探してくるから待っててねー!
」と、探しに行ってくださった看護師さん、どうやらオマケシールが見つからない様子…。
私としたら無かったら大丈夫ですと思っていたのだが、オマケシールは無かったものの、なんとまぁ!

こんなちゃんとしたシールが出てきた!
いーの?!いーの?!
こんなのいただいちゃっていーーの?!?!
このシールを見た瞬間、まめはピタリと泣き止み、ニコニコしながら待合室に走って行きましたとさ(笑)
そのあと、

くまもんの絆創膏にチェンジしたら、「私、チックン頑張ったのー!」と自慢気に見せびらかしていました。
さてさて、今回も無事に術前検診が出来ました。
帰ろーかと思った瞬間、思い出した!
小児慢性特定疾病の更新で、先生から意見書をもらわなきゃいけなかったことを!
また形成に戻り受付で伝えると、わざわざ教授が戻ってきてくださるということに…。(さっき、外来診察が終わった教授とお蕎麦屋さんでばったりお会いしたばかりなのに。申し訳ない…。)
小児慢性特定疾病が今年から色々変わって、申請や更新の仕方も変わったらしく、教授のお部屋で教授と一緒にPCの画面を見ながら、スマホ片手に保健所の担当者に電話で「え?!どこどこ?!どこの画面からダウンロード出来るって?!」と聞きながら(笑)教授に意見書をダウンロードしてもらって、書いていただきました。
そして、さーてやっと帰られるぞーと思って帰路へつこうとした瞬間…。
「あ…。入院の申込、今日しなきゃいけないのか…?」
と、また病院へ戻る。
手術も6回目になると、病院にも行きなれてしまい、うっかりが多くなってしまう…。
今回形成の診察後に、このブログを見て上京して来られたという方に声を掛けていただきました。
生後、まだ1ヶ月半のベビちゃんと。
大丈夫だよ!頑張れ、頑張れ!
見てください、うちのまめ。
「こんにちはー!!ベビーだね!!ママー、ガリガリくん食べたーい!!」
安心してください。元気ですよ(笑)