手術翌日だというのに、帰宅後まめは暴れ倒してくれていました。
「帯状疱疹、かかってこいやぁーーー!」と思っていたものの、これは相当手強いぞ。
比較的早い段階で薬を飲み始められたから、寝られないほど激しい痛みに苦しめられることもなく(頭皮に出ていたから、髪の毛をかきあげるだけでピリピリ痛み髪の毛を結ぶことも出来なかったけど)、退院して家のベッドで寝られたお陰で睡眠はちゃんととれています。
ただ、起き上がれないくらい疲労感が…。
帯状疱疹の症状が辛いのか、帯状疱疹になる原因だった根本の疲労が相当酷かったのか…。
ともかく、当初の予定では木曜日入院、金曜日手術、土日の傷の経過を見て月曜日に退院だったのだが、土曜日に急遽退院。そのときに「退院してもいいですが、火曜日に外来に傷の経過を見せに来てください。それで抜糸の日程を決めます。」と言われ、外来に。
服を着替えて外出するだけで精一杯の私の体調。
とりあえずその辺にある服着て、コンタクトするのも面倒臭いからメガネにマスク、ざんばら髪(ブラシかけるのも痛い)と帯状疱疹の発疹に触れないように覆っているガーゼ(これがまた、見た目が大袈裟)を帽子で隠し、虚ろな目で外来へ。
形成外科は待ち時間も長そうだったからいつものように母子センターのプレイスペースにいくと、私の数少ない二人のママ友のえみちゃんとYちゃん、まきちゃんとKくん(みんな偶然同じ日に外来だった)に会える。
3組の母子大集合~。(我が家はバァバも。)
本当は皆でランチしようと約束をしていたのだけれど、私がこんな状態なので前日にお断りしてしまい、まめはYちゃんとKくんに会えるのをとても楽しみにしていたのに可哀想だったなぁと思っていたので、会えて良かった。
今回の手術、耳の前だけの切除かと思っていたら、上瞼、下瞼、鼻、目尻からコメカミまで(前回の縫合で目尻の部分が被っていて右目があまり開かなくなっていたのを今回なおしてもらった)またちょっとずつ切除出来たみたいだ。
ぶっちゃけ今回は、異様な自分の体調の悪さからの、リンパ腫かも?ど、ど、どーしよ!でも結果帯状疱疹で、診断されたらその日に退院!という私自身がドタバタだった為、まめの傷がどうなっているかとかをちゃんと見る余裕もなかった。
でも、外来で経過を診てもらった様子だと開き辛そうだった右目も腫れがひくのと同時にしっかり開き、アザの黒い部分も3回目のがっつり切除ほどではないが少しずつ取れている。
手術から8日目に上下瞼、鼻の抜糸。
それのついでに、私ももう一度皮膚科で検診。
まめは教授が大大大好きなので、教授に呼ばれるとひとりで診察室に入り「こんにちは」が言える程に成長してくれた。
「これから、まめの大好きな先生がチョキ、ピッ、チョキ、ピッってしてくれるけど、痛くないからね。まめが泣いてやだやだってすると痛くなっちゃうからね、泣かないでできるね?」
「オッケー♪」
「泣かないでできたらアイスクリームだよ。泣いたらアイスクリームないよ。」
「オッケー♪」
出来るかな…?と思ったけど、やっぱり泣きましたー。
拘束のベッドに寝るまではノリノリで調子よかったんだけどなー。
泣き声を診察室の外で聞いていても何の動揺もない私。
抜糸は痛くないからね。
泣いて疲れて寝てくれたらいいな…。
呼ばれて診察室に戻ると、笑顔でプーさんのオモチャで遊んでいました。
また来週に耳の前と目尻の抜糸の予約をして、最後に「先生、だぁーいすき!!」と言って帰ったよ(笑)
そして25日に残りの抜糸。
その日は教授ではなく若い先生がお二人で抜糸してくださった。
ひとりは女性で、このかたが抜糸を担当。
もうひとりは、まめがイスから落ちて怪我をして救急外来に来たときに処置をしてくれたお兄ちゃん先生(実際の年齢は知らないが顔が童顔だから若そうな印象)。
教授の抜糸は私は診察室の外に出されるが、このときは何も言われなかったので部屋に残って見ていた。
泣くまめに声を掛けること以外手伝えることもないので、まだ全然回復してなくてしんどい私は、机に頬杖ついて(お行儀悪い)「まめーがんばれー」とか「ランチなに食べよっかー」とか言ってみる。
まめも、実は抜糸は痛くないということにとっくに気付いているのだが、なんとなくの恐怖感で泣き始めてしまったし泣き止みどころが解らないから泣いているだけみたいだ。
その証拠に、拘束がとれたら次の瞬間に大好きなプーさんのオモチャで遊び始めた(笑)
傷もキレイだし、今回はたっぷり切除とはいかなかったが5ヶ所も出来たし、よかったよかった。

手術前です。

手術後です。
耳の前もそうなんだけど、瞼の上下がけっこう取れた。