日帰りキャンプでの話。
小学生が多く参加すると事前に聞いていたので「まめ、大丈夫かなぁ…。アザのこと言われて、また傷付かないかなぁ…。」と私が心配していた。
でも、参加する大人は皆知り合いだし、何か言われてもはっきり言える間柄だから大丈夫かな。
…と、思っていた。
昨日のブログにも書いたけど、現地に着く前にまめは寝てしまい、大物ばりに遅れてチームに入って行ったので登場から私達ふたりは目立ってしまった。
小学生達の視線を「あぁ…まめのアザを見てるな…。」と、ビンビン感じながら「こんにちはー!遅くなってすみません!皆よろしくねー!」なんて挨拶しながら…。
でも、そこでひとりの男の子の一言。
「あの赤ちゃん、めっちゃ可愛い!後で一緒に遊びたい!」と保護者のおばあちゃんに言っていた。
私の癖で、まめの顔に視線が集中した後、何を言われるか耳を澄ましてしまう。
こんな嬉しい言葉、聞き逃すわけないよね(笑)!!
皆でピッツァを食べてる時も近くに来てくれた。
勿論、聞かれたよ、「お顔、何で黒いの?どうしたの?」って。
「これはアザだよ。生まれた時からあって、何度も手術して小さくしてるんだよ。」
「手術!!痛い?!」
「ううん、痛くないの。寝ている間に終わっちゃうから。」
「全身麻酔?」
「そうだよ。」
「僕も麻酔したことある!後頭部に射たれてめっちゃ痛かった!」
「僕も怪我した時、麻酔した!」
「僕もこの前怪我した!」
そこから少年たちの怪我自慢が始まる(笑)
ここまで受け入れてもらえると、まめに意地悪言う子はいない。
もう大丈夫。
「僕の妹もね、まめちゃんと同じくらいだよ。」
そっか。妹ちゃんがいるんだ。
だから小さい子が可愛いんだね。
本当に、みーんな優しいお兄ちゃんたちで。
まめは特に年上と同じように遊びたいタイプだから、良かった。
バッタを採ってくれたよ。
私がしてやれないことをしてくれて有難う(笑)
お兄ちゃんたちの泥遊びが羨ましくて…
様子をうかがいながらも…
参戦。
抱っこしてもらって…
出ました!
まめの得意技、好きな人にツンツン(笑)
また、この子が超イケメンくんなわけよ(笑)
まめがもうすぐ2歳でしょ、このお兄ちゃん小5だから、ちょうどいい年の差じゃない。
こういういい子がまめの旦那さんになってくれたらママ幸せだわ~(笑)
私の妄想はいつも先走る(笑)
まめは、お顔のとても目立つところに真っ黒なアザがあります。
だから、初めて会った子は不思議そうな顔をします。
「どうしたの?」と聞いて来る子もいます。
まめは、とても活発な子で、親の私が言うのもなんですが愛嬌がありまくりで、キャラが強く、人懐っこい。
だから、一緒に遊んでいるうちに、周りの子はまめのアザが見えなくなっていくんだと思います。
私はまめのアザが消えるように手術を受けさせていますが、もしそれをしなくても、アザがこの子の人間関係を左右することはないのではないか。
親バカかもしれないけど、そう思える時があります。
私は、まめに「強み」を持たせてやりたかった。
この子を産んで、この子のお顔を見て、私に何がしてやれるだろうかと思った時に、自分自身をマイナスにとらえない強い心と、更に誰にも負けない特技という「強み」を絶対に持たせてやろうと決めました。
「まめちゃんって、スゴいね!」ってお友達から言われるようになれば、この子は自分を卑下しないだろう。
単純過ぎる発想かもしれませんが、あの時の私はそう思いました。
私が0歳のまめに対して、知育だ英語だと色々やってきたのはそれが理由なのも半分あります。
0歳の子に必要か?と思われるでしょうが、必死でした。
それは、まめとお友達が楽しく遊ぶ光景を実際に見るよりもずっとずっと前だったから。
こんな日を想像も出来なかったから。
明るい子の周りには人が集まります。
愛嬌がある子は人から可愛がられます。
人の強みって「人脈」です。
「友達」「仲間」です。
「よし!まめのためなら何でもしてやる!」って思ってもらえる人間になってほしい。
そして、それに応えられる人であってほしい。
愛嬌も、素直さも、謙虚さも、あなたの強みになることを教えてやりたい。
ママはひとつも持ち合わせていませんが(笑)
アザを消すことよりも大切なこと。
それが、今なら解ります。
まめを笑顔にしてくださる全ての人達に、今日も感謝です。
Android携帯からの投稿