先日の外来。
行きは、家を出る直前にまめのオムツ内事情に緊急事態が発生し、オムツ替えにえらい時間がかかったことにより、やむを得ずタクシーで行ってしまったことが悔やまれた。
帰りは、抜糸が終わって晴れ晴れしい気持ちでいっぱいの親子二人、軽い足どりで最寄り駅へ向かう。
向かい合って抱っこして座席に座り、抜糸後の傷跡の状態や、皮膚の緊張具合ってものがどんなものなんだか、まじまじ観察している私と、久しぶりの顔に何も付いていない状態でなんとなく視界が広いのか
ご機嫌そうに車内を見渡すまめ。
まめの視線がドア付近で止まり、ニコニコ顔をしているので私もそちらに目をやると、うちのバァバと同年代くらいの女性がまめを見てあやす表情をしてくださっている。
私も見ていることに気付くと、私たちの近くに来てくださり
「可愛いわねー。色々見てるの!何が見えるのー?」
なんて、話し掛けてくださった。
「このアザを小さく縫い縮める手術をして、今抜糸から帰るところなんです。久しぶりに顔に何もついていないから嬉しいみたいで(笑)」
と言うと、
「私の知ってる子でもいたわ。子供の頃はお顔にけっこう大きなアザがあって。でもきっと手術されたんだと思うんだけどキレイになくなってたの。だから、大丈夫よ!」
「ねー。今は本当に技術が凄いですからねー。」
なんて、マダムを見てニッコニコのまめを二人で見つめて話していた。
「色んなこと言う人がいると思うけど、負けちゃダメよ!頑張って!」
と、ちょっと早口めにおっしゃって電車を下りていかれた。
「は、はい!(敬礼(^-^ゞする勢いで。)
有難うございます!!」
…凄い。まめ。
励ましていただいちゃった。
ほんのひと駅間の出逢い。
まめ、あなたはどんだけのパワーを持っているの?
1分にも満たない間の、見ず知らずの人との心の交流。
あのマダムにとっても、まめとの出逢いが何かプラスになってくれるといいな。
まめ、あなたのことを応援してくれているのは身近にいる人だけじゃないんだよ。
こんなにこんなに、たーーーっっくさんの人達があなたの味方です。
ママは、ちゃんとあなたに伝えていくからね。
あなたが生まれ持った使命は、
私たちが思っている以上に大きなことかもよ。
周りの人達に沢山の勇気のパワーを与えるっていう使命。
まめとママが選ばれたんだね。
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