実家に居るこの人。
どうやら私らしい。
何処と無く私に似てるから、衝動買いをしたと今回初めて両親から聞いた。
興味本意でおいくら万円なのか聞くと、
「はーーーーーーーーーっっ?!?!」
っと驚くくらいの値段だった。
衝動買いの金額じゃないよ!!と両親に言うと、でもサインが刻まれた本物だよ、とか言う。
私からすると、そもそもそのサインの主が誰だよ!と思うのだが…。
確かにうちの父は仕事上美術品には詳しいかもしれないが、それにしても…。
まぁ、芸術に対しての金額なんて元々あって無いようなものっちゃあそうなんだが。
にしても…。
…と、私が訝しげにしているのを見かねて、母が一言。
「あなたの存在が遠かったから買ったの。」
私が仕事にかまけて、望郷の気持ちだとか両親との関係とかそっちのけだった頃、両親はこの像に出逢い、惹き付けられ、「はーーーーーーーーーっっ?!?!」っていう値段を出してまで購入したらしい。
そっか…。
あなたが私のかわりにここに居てくれたんだ。
有難う。
そして、私はまめを連れて両親の元へ帰って来ました。
まめが皆を繋いでくれる。
私の像、この上に乗るみたいよ(笑)
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