「子供を生むと女は強くなる」って誰が言ったのだろう。
母親は強いって誰が決めたの?
私は、母になってから確実に弱くなった。
一人の時は、自分のなかで責任がとれることを自分の好きなようにやってきた。
一人でいることが寂しいなんて思わなかった。
今は、一人になると怖い。
絶対に無くしたくないものが出来た時から、私は怖いものだらけになった。
体調を崩すことが本当に怖い。
まめの手術が怖い。
PM2.5が怖い。
放射能が怖い。
鳥インフルエンザが怖い。
北朝鮮が怖い。
地震が怖い。
紫外線が怖い。
アレルギーが怖い。
もう、ニュースを見るのが怖い。
仕事をしていなくて収入が無いことが怖い。
人の死が怖い。
これ以上無いほど大切なものが出来ただけでなく、その大切なものが病気と闘わなければいけなくなるかもしれないという不安、何万分の1かの確率が当たるということ、自分は大丈夫なんてことはない、全部が恐怖に変換されてしまうようになった。
ある先生が言いました。
「遺伝ではありません。自分を責めないように。宝くじが当たるのと同じです。でも2回当たる人もいるからね。無いとは言えないよね。でも、それくらいの単なる確率の話。」
予防接種を受ける時、副作用の出る確率を見ては真剣に考えてしまう。
その、数%になるかもしれないって。
自分は大丈夫なんてことは、本当に有り得ない。
元気でいることが奇跡。
産まれたことが奇跡。
忘れちゃダメだ。
でも、その尊さに押し潰されそうになるよ。
自分も命がけで、命を産んだこと。
自分も命がけで、命として産んでもらったこと。
まめの寝顔を見ては胸がギュッてなる。
怖がりで心配性の弱気なママでごめんね。
強くはないけど、まめのことはなにがあっても守るからね。
…。
さ~て、寝るか!!
愛するまめ、おやすみ。
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