コーチングをするときに
出来る限り事実ベースで
進めるように心がけています。
「何を感じたか」
よりも
「何があったか」。
これが僕のコーチングでは主軸になります。
もちろん「辛い」とか「しんどい」とか
負の感情についてはちゃんと聞きますし、
そこにはお付き合いします。
話すことで気づくこともあるし、
何よりクライアントの負担が
少しは軽くなるかもしれないから。
その上で「事実」は重要。
何があったのか、何があるのか。
どれくらいの時間がかかったのか。
誰がかかわったのか。
こういうこともしっかりと聞いていきます。
これはアドラー心理学の野田先生の教えが
強く影響しているんですけど
事実をベースに支援しないと問題は解決しない
ということなんですね。
なぜか?
気持ちとか感情は形がないからです。
形がないものは評価もできないし、
触ることもできないんです。
事実は変わりません。
この「変わらないもの」を見ることで
コーチがブレなくて済みます。
コーチングがあやふやにならなくて済みます。
そして事実をベースにした方が
問題ははるかに解決しやすい。
これもまた事実です。