どん底の中で見えてきたもの | ふだん着のコーチング

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ふだん着のコーチングを推奨している、メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

こんにちは。メンタルコーチの川本 義巳です。
 
昨日から「副業プロコーチ」をテーマに
ブログを書いてます。

初回は「僕の失敗談」でした。
→昨日の記事はこれ。

今回は更にどん底に陥ったときの話をします。
またまたちょっと重いけど最後まで読んでくださいね。


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 どん底の中で見えてきたもの

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2011年。この年は忘れたくても忘れられないと思います。

自宅差押え一歩前までいった我が家ですが、
健康ビジネスの規模を縮小し、
そして妻が外に働きに出るということで
少しは収入が得られるようになりました。
 

でも相変わらずしんどい状況は続きます。
 
この当時、僕の財布には200円くらいしか入っていませんでした。
 
コンビニで缶コーヒーを買いたくても変えない状況です。
もうお金を貸してくれるところはサラ金くらいしかありませんでした。
(さすがにそこまで手は出しませんでしたが)

この状況を打破するために
僕にがなければならなかった選択肢は2つでした。
 

1.コーチとしてちゃんと生計を立てる。
2.どこかに再就職する。
 

1番はこれまでも色々とやってきたし、
今自分の出来ることはやりつくしたと思っていました。
 
これ以上何かあるのか?と言うと、
 
お金をかけて宣伝をするか、
あるいは新しいスキルを学ぶしか
 
思いつきませんでした。

でもそんなお金どこにもありません。
あれだけ行っていた東京のセミナーにも
行くことが出来ない状態でしたし。


なのでとりあえずどこかに勤めようと思いました。
2番の選択です。



以前のような給料はもらえなくても、
たとえ不本意な仕事でも
定期収入がもらえるようになりたい。
そうすれば少しは楽になる。
 
 
そう思い、就職活動を始めました。
実は僕、就職活動には自信があったんです。
これまで数度転職はしましたが、毎回レベルアップでの転職でした。
だからぜいたくを言わなければ、どこかには採用されるだろうと。
 

・・・・・・・・・
 

甘かったです。
全然僕を雇ってくれる会社はありませんでした。
派遣会社でさえ、NGでした。
ほぼ毎日ハローワークに通っていました。
ネットの求人サイトもくまなく見ました。応募もしました。

でも全滅でした。
 
 
「自分はもうこの世の中から必要とされていない」
 

そう痛感しました。思えば思うほど涙が出てきました。
 

毎日「自己破産・離婚・自殺」を考えました。
夜、横で寝ている妻に向かってひたすら
「ゴメンネ、ゴメンネ」って言い続けました。
 

もう本当にどうしていいのかわかりませんでした。
そして恨みました。
自営を初めてしまった自分と
元々そうしようと思うきっかけになったコーチングを。


「コーチングなんて習わなければよかった!」

本気でそう思いました。

でもこのどん底の日々の中で見えてきたことがあったんです。
それは何か?


「自分を救うのはコーチングしかないかも知れない」

という一点の光でした。

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はい。今日はここまでです。

この当時を思い出すと、やっぱり泣けてきます。
ほんと辛かったし、情けなかったなあ。

唯一救いだったのが、妻が暗い顔をせずに元気でいてくれたこと。
そしてお互い励ましあえたことでした。
多分、この時2人の絆が一番強くなったと思います。


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「どん底の中にも光はある。大切なモノを見失うな」

 
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