僕は基本的な立ち位置はコーチなのですが、
サポートしているクライアントの状況によって
カウンセリングをすることもあります。
このとき、参考にしている方がおひとりいらっしゃいます。
それは、アドラー心理学の野田俊作先生です。
今年はアドラーの基礎講座にも参加させていただき、
日本アドラー心理学会にも入会させていただきましたが、
「アドラー習うなら野田先生」と決めていたので
自分としては満足な一年でした。(*^^*)
その野田先生ですが、公開カウンセリングというのを
定期的にされてて、何度か参加したことがあります。
そのときの野田先生のスタイルが
とても納得感が高く、自分の理想像だったので
僕も野田先生を意識したカウンセリングをしています。
ていうか最近ではコーチングも野田先生っぽいかも(笑)
野田先生のカウンセリングですが
その大きな特徴は「攻め」というところです。
どう攻めるのか?というと野田先生、質問しまくります。
そしてクライアントと交渉をしたりもします。
傾聴をしていないわけではないけれど
同じくらい質問もしかけています。
先生いわく
「僕は問題を解決するのが仕事で話を聞くのが仕事ではない」
とのことでした。
これには僕も大賛成。
その日を境に「質問するカウンセリング」をやるようになりました。
ただこれ、質問のスキルも磨いておかないとほんと難しいです。
特にマイナスレベルのクライアントには、単純に質問をするだけでは
うまくいきません。
またこれは僕の経験からなのですが、
マイナスレベルの人の中には話を聞くだけでは全然変化しない人が
かなりの割合でいらっしゃいます。
特にうつ傾向の人はそんな感じ。
マイナスレベルのサポートってカウンセリングで話を聞いてから
コーチングに移行すればよいと思っている人がいたら
それってかなりの確率で失敗しますので、気をつけてね。(*^^*)