必要とされる場所で花を咲かせるということ | 公認心理師&メンタルコーチ 川本義巳公式ブログ

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メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

昨日も書きましたが、来年度も教育委員会で
お世話になることになりました。

これで4年目に突入することになるのですが、
最初はこれほど長く勤めるつもりはなかったし、
むしろ「早く辞めたい!」と思った時期もありました。

でも気づいてみたら丸3年。

いろんなことを見聞きして、いろんな思いをして
時には自分自身やりきれない思いや
無力感にさいなまれながらも
ほんとよく頑張ったなあと思います。

僕がやっている仕事というのは
主に16歳以上の若者のメンタルケアと自立支援。
若者といってもちょっとわけありで、
いわゆる「引きこもり」や「ニート」と呼ばれる子たち。
それに加えて実際には、小中学生で不登校に
なってしまった子供たちの支援もしています。

この現場は本当にハードなんです。
やればやるほど、知れば知るほど
悲しみや怒りがわいてくる職場です。

いつも本当に思うのは
子供たちは何も悪くないということ。

それは親の問題だったり、
周りの大人たちの問題をそのまま
その子が受けてしまったような
そんな気さえすることが多々あります。

このヘヴィでハードな環境でも
辛抱強く何かが変わるのを信じ続けて
一生懸命かかわる大人たちがいます。

そういう仲間と一緒に働くことができて
僕は本当に幸せだと思います。

今回4年目の更新のお話をいただき
必要とされていることを感じました。
そして必要とされているこの場所で
もう少し頑張ってみようと思います。

咲きたい場所で咲く人生もいいかもしれません。

でも

必要とされる場所で咲くことが出来るのも
それは素晴らしい人生だと思います。