その後、「動画制作費ではなく、広告費全体の経費であった」と番組内で訂正されたのですが、最初の発言を信じた人が、東京都に抗議の電話をしてしまい、都はその対応に追われたそうです。
そして、東京都はカンニングの竹山さんに対して、抗議文を送り、再度、訂正を要求、竹山さんはそれを拒否され、ちょっとした騒動に発展した事は、ご存じの方も多いと思います。
(最終的には、都が抗議ではなく注意にした為、一段落したそうです)
さて、自分が考えるこの騒動の一番の問題点は、
「動画の制作費に4.7億円を注ぎ込んだ」
という勘違い(言い間違い)を信じてしまう人がいることです。
例えば、この発言内容は、一般的な制作物の相場を知っていれば、
「映画でも作ったの?」
「広告宣伝費も込みじゃないのかな?」
などと、発言自体を疑えるわけです。
これが、大前研一さんや橋下徹さんのような専門家の発言だったり、ニュース(報道)番組なら信じてしまう人はいると思いますが、バラエティー番組(しかも生放送)での芸人さんの発言を信じては駄目だと思います。
これと同じような問題として、
パチンコ業界をたいして知らない人が語る、
「パチンコ店は、遠隔や脱税などの悪い事をして儲けているのはけしからん!」発言というのがあります。

これは、発言するのが悪いと言っているわけではなく、これらの発言を深く考えずに、
「そうだ、けしからん!」
と、思考停止しては駄目だという事です。
特に、パチンコ店の経常利益率には触れず、売上げのみに注目して、パチンコ業界を批判をするような人の話は、聞くに値しないと思います。
要は、一旦立ち止まって思考してみよう!といった話でした。
終わり。
【補足】
「広告費込みだとしても、4.7億円は使いすぎだ!」というのは、その通りだと思います。
広告費は本当にバカ高いです。
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