ホールコン(カメラ)で、顔認証しているのか? ③ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

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前回は、顔認証システムは、主にゴト師から店を守るために利用されるということを書きました。

その続きです。


今回は「ホールコンピューター(カメラ)で、顔認証しているのか?」とは少し違いますが、ホールコンに関連する質問をいただいたので、それについて書きます。

”パーソナルシステムの会員カードを利用して、誰がいつ何を打っていくら遣っていくら勝って、負けてトータル差枚数は?
みたいな情報管理はされているんでしょうか?


この回答としては、

情報管理はしていますが、基本的に管理しているのは、玉数(メダル数)の増減数です。

わかりやすく言えば、銀行口座のように、

いつ引き出されたのか(消費されたのか)?

いつ貯玉(貯メダル)されたのか?

を記録しています。

玉(メダル)の増減があった台番も記録していますが、機種名などは自分が働いていた会社では記録してなかったです。
(その理由として、今は機種数が多いこともあり設定するのが面倒くさいので・・・)

銀行通帳


さて、気になるところだと思う、

いくら勝って、負けてトータル差枚数は?」といった部分ですが、これについては管理してない(気にしてない)です。

履歴を追っていけば、ある程度わかるかもしれませんが、お客様の個人成績がわかったところで、お店にとって役立つことはないので、気にしている店長はいないと思います。

何故なら、必ずパーソナルシステム(会員カード)を使うとは限らないので、トータルの差枚数にあまり意味がないのと、遠隔操作自体ができない(しない)からです。

その為、パーソナルシステム(会員カード)の一番の利点としては、お客様をリピーターにすることです。

また、お客様の来店日からDM(ハガキ)を発行したり、年齢から導入機種を選定したりすることなどに利用されます。

続く・・・。

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