スロットの設定変更を見破られないようにお店がやってること ① | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

スロットの設定が変更されたのか?

据え置きか?

これがわかるだけでも、勝率が大幅にアップするので、朝からスロットを打ちに行く人にとっては、大きな関心事です。

自分も4号機を打っていた時は、目の色を変えて、チェックしていたのを思い出します。

チェック

さて、スロットの設定変更したかどうかを判断する方法として有名なのは、

(a)スロット台の開閉場所にセロテープ
(b)揃った子役を払い出して辞め
(c)リールガックン

ではないかと思いますが、この中で通用する可能性が高いのは(c)だと思います。

まぁ、(c)も基本的にホール側は対策をしているのですが、自店では対策をしない時もありました。

それは、どんな時かと言うと、業務が忙しい時です。


ご存知の方も多いと思いますが、リールガックンというのは、

設定変更後の1ゲーム目に、リールが一瞬、"ガクッ"と不自然な動きをするやつです。

詳しくは、下記をご覧ください。



その為、設定変更をした際は1ゲーム回して対策をするのですが、これが面倒くさい。

本来は、スロットの設定シートを先に付けて、閉店したと同時に設定を打ってしまって、後はアルバイトや社員に、「全台1ゲームずつ回しておいて・・・」と指示をするか、

主任クラスが出勤していれば、設定シートを渡して「やっておいて・・・」と言えばいいのですが、

自店では、働き方改革が進んでいたこともあって、主任クラスが夜出しない日があり、その時は「お金の計算から、調整シート、実際の調整」と、すべて自分がやってました。

そんな日は、面倒くさいので、設定変更後に1ゲーム回したりはしませんでした。

続きます・・・。

[ 補足 ]
リールガックンですが、わかりやすい(できる)メーカーは、

北電子
サミー
ベルコ

です。

特に、北電子はわかりやすいので、ジャグラーを狙うのであれば、1ゲーム目は注意して見ておくといいでしょう。

なお、店員がリールを手で回したりすると、リールガックンしたように見えるので注意です。