釘調整のスキルは、パチンコ業界以外では役に立たないので、習得(練習)するかは考えた方がいいという話でした。
その続きです。
一般社員の多くは工場に転職しましたが、(自分の周りの)班長、主任クラスは、工場に転職した人はいませんでした。
何故なら、"班長、主任クラス"だと年収が450万~650万円程度あったので、基本給が低い業種は選択肢から外れたからだと思います。
では、どんな職種についたかと言うと、
店長(幹部)候補としてサービス業と、営業職に転職する人が多かったです。
営業はその中でも、保険、車、不動産系が多かったというか、基本この3種類でした。

そして、保険、車の営業に転職した人は、自分の知人に売った後、自分がいた店舗(及びグループ店)を回るようになって、本社から出禁を喰らうのが定番パターンでした。
あと、土地活用の営業(●建コーポレーション)に4人転職して、半年~1年で3人が鬱(うつ)になって退職しました。
残りの1人は、3ヶ月目で契約をゲットして、1年目から年収1千万円を超えたので、夢のある世界かもしれません。
(土地活用を促す営業は、本当に厳しいらしいので、転職される際は慎重に・・・。)
さて、"班長、主任クラス"の方が強みを持って転職したいのならば、
一般社員と同じく、パソコンスキル(資格)を習得してから、転職活動をすることを勧めます。
ただ、"班長、主任クラス"の人は、エクセルは使えて当たり前なので、IF関数も怪しいよう様なら、早めに勉強した方がいいと思います。
(自分の店舗では、釘調整の練習をする前に、エクセルの習得を促してました)
そして、プラスアルファのスキルとして勧めたいのが、ホームページ作成(HTML、CSS)のスキルです。
一般事務(経理・総務)をするにしても、飲食店の店長をするにしても、ホームページの作成が出来ると、仕事の幅が広がりますし、簿記の資格を持っている人は多いですが、ホームページを触れるという人材は、そんなに多くないからです。
あと、勘違いしないで欲しいのですが、WEBデザイン会社等への転職を勧めているのではなく、デザインとは関係のない業種に就職したとしても、結構必要とされるスキルなので、
「転職する際のアピール(強み)になる」ということです。
なお、ホームページ作成(HTML、CSS)のスキルは独学でも学べますが、サーバー側の知識(設定)の習得でつまずきやすいので、最短で学ぶなら、スクールで学ぶことをオススメします。

オンラインに対応しているスクールなら、忙しい役職者でも何とか時間を作れると思います。
続く・・・。
[ 補足 ]
ちなみに、自分が転職する際に取得しといた資格は、
・Webクリエイターエキスパート(ホームページ制作に関する資格)
・LPICレベル1[LinuC-1](サーバー全般に関する資格)
です。
あと、下記は転職後に取得しました
・CCNA(ネットワークに関する資格)

<自分はエンジニアではありません。今は一般事務です。>
こういった資格を取得しているパチンコ店の店長は少ないので、同じパチンコ業界なら、ほぼ面接まで進むことが出来ますし、他業種への転職であっても興味を持ってもらえます。
つまり、差別化が図れます。