パチンコ店 戦略 ⑦ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、1ヶ月以内に貯玉の増減があった、お客様に向けて、DM(ハガキ)を送付したこと。

DM(ハガキ)が好評だったので、手書きで手紙を書いて、それをコピーしたものを送ったところ、さらに好評だったという話でした。

その続きです。


この手紙の送付は好評で、一緒に付けていた"飲み物無料券"の回収率は、最終的に30%を超えました。

そして、この辺りから、1パチの稼働率が平日で60%土日祝日ならば80%を超えるようになりました。

そこで、1パチで予算より余分に回収できた分を、4パチの還元に回しました。

具体的には、週一の割合で、一部の機種の"いのち"を13.5~14mmで調整しました。

14mm調整

この作戦(調整)はインパクトがあった為か、朝イチから4パチを覗きにくるお客様が現れるなど、徐々に稼働が付き始めてきました。


・・・が、

快進撃は、ココで止まります。

その原因は、競合店のリニューアルなど色々とありますが、一番キツかったのは、自店の一部が倒壊してしまったことです。

これは、1ヶ月以上の工事を余儀なくされ、工事中も営業は出来ましたが、店の周りには足場が組まれている状態ということもあり、一気に入客が10~15%近く減ってしまいました。
(そりゃあ、工事代金はあなた達から回収しますよ、と言っているようなもんですから・・・)


そして、これから3ヶ月後に自分は退職したので、その後のことはわかりませんが、

もし、あのまま店長を続けていたら、地域のプラットフォームになることを目指していたと思います。

地域のプラットフォーム

具体的には、

駐車場やエントランスなどを無料開放して、(地元の学校の)吹奏楽の発表会をしたり、(地元の)商店の屋台を誘致したりです。

とにかく、何かをしたい、その街の事を知りたければ、

あそこのパチンコ屋に行け!

といった状態を作ることです。

自分は、この状態を作ることが、パチンコ店が存在する意義になるのではないかと思ってます。

次回からは、別の話題で・・・。

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