不安研究CACE-18  | 石読みと人間観察ラボ

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ご無沙汰しております、石読み師のサカモトです。

随分長いことブログを放ったらかしにしてしまって、申し訳ないです。

 

 ここんところ予定が詰まっていたのと、仕事の進め方にちょっと滞りがありまして、

ブログまでちょっと手が回らず。。。。

メールもすぐにお返事できなくてお待たせしてしまい、すみません。

今日はもう遅いので、明日より順次お返事していきますので、もう少しだけお待ちくださると幸いです。

漸く落ち着きましたので、たんたんと進めて参りますね。

 

先週は不安研究所も出来なかったなぁ。。。

 

 

 

不安とは―

ふ‐あん【不安】

[名・形動]気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。
 
 日常に潜む漠然とした不安感は、人の精神を脅かし、安定感を無くしてしまい、それは幸福とは程遠い精神状態へとなってしまいます。
そんな不安を研究し、どのように対処していけばよいか、安心感を得られる方法はあるのかを調べることを目的として、
ウィリアム・D・上原先生よりアドバイスをいただき、”不安研究所”を立ち上げさせていただきました。
 
というわけで、不安研究所第18回目です。
 
前回の不安研究所の最後に、不安にならない人について少しだけ言及をして終わっていましたね。
 
『書いていてふと思いついたのですが、タロットの0番、”愚者”のような人は、不安にならないんじゃないかなと。
愚者のような人と言うのは、例えば、様々な場所へとさすらう旅人のような、はたまた果敢に目の前の出来事へとぶつかっていける挑戦者とか、そういうイメージなんですが、次回はちょっとこのことについて書いてみたいと思います』
と書いていました。



 
”愚者”のカードの意味は、
正位置の時は、自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才。
逆位置の時は、軽率、わがまま、落ちこぼれ、ネガティブ、イライラ、焦り、意気消沈、注意欠陥多動性。
 
などがあります。
 
カードに描かれた人物は、旅人の男性です。
手には棒を持っていて、その棒の先に少しの荷物が括り付けられ、
もう片方の手には白いバラを持っていて、太陽を背にして、顔はまっすぐにある方向を向いています。
その足元は断崖絶壁。後ろから吠え掛かっているように見える犬は、足元のおぼつかなさを警告しているようにも見えます。
 
けれども彼は全く気にする様子もありません。
 
 小さな荷物一つもち、初めの一歩を踏み出したばかりで、大きな世界に対する希望で胸がいっぱいになっている様子が見て取れます。
彼の頭には、不安という文字は浮かんでくることはないでしょう。
何故ならば、不安は彼にとって、自分の行動を妨げるための足枷にしかならないから。
 
 不安にならない為に心に必要な要素とは、悩みや不安が霞んでしまうほどの、ネガティブを凌駕する、好奇心や期待感。
この先、きっと良いことが待っているに違いないという自己と世界に対する信頼感なのではないかなと思います。
 
 愚者のカードナンバーは0,もしくは1番と言われています。
一番最初に出てくるカードですね。
という事はつまり、この旅人の男性の旅路は、これから始まる、もしくは、まだ始まってもいないとも解釈が取れます。
これからどんな素晴らしいことが起こるかわからないのに、不安になってどうするの?とでも言いたげな様子。
すべてはまだ未知数で、この旅人には”愚か者”という名前が付けられてはいますが、旅路の果てにどのように化けるかもまだ、分かりません。

なんか崖から落ちそうになって、そら見たことか、な画像も出てきた。アフタータロットなるものらしいんですが、そんな状況下でも余裕ぶっこいて花の香りを嗅いでいるあたり大物でしょう。

 
 私は、分からないことを自分なりに行動したり経験をして、”検証していく”事にとてもワクワクするのですが、
人によっては、分からないけど、とにかくこれがやりたい、と思う方もいるでしょうし、面白そう、で始める方もいるでしょう。
理窟で考えられずとも、心で感じ、身体が勝手に動いてしまう。そのような心に火を灯すパッションが、今、様々な境遇で頑張ったり、
不安を覚えている方々に必要なのではないかなと感じています。
 
 日本人は繊細ですし、海外の方々と比べると、恐怖や不安を感じやすい民族でもあります。
ですが、他の国々に比べると、メンタルケアや心や気持ちの問題について、気軽に相談できる機関の普及は十分とは言えないように感じています。愚者のカードのように、自分や世界を信頼できるよう、気持ちの切り替えが出来る様になれば、今より未来がほんの少しでも生きやすくなるのではないかなと感じ、書かせていただきました。
 
オマケ。
今日のオマケは漫画です。

 絢爛たるグランドセーヌはバレエ漫画なんだけど、主人公の奏(かなで)って女の子が本当に愚者のカードそのままだなぁと思いながら読んでます。お隣のお姉さんがバレエの発表会で踊っているのを見て、自分も踊りたいと習い始めた奏ですが、

度重なる練習でダメ出しをされるのがイヤ、鏡に映る自分が醜く見えて気に入らないと駄々をこねたり、後々金銭の問題や、

ライバルが出てきて衝突したり、嫌味言われたりと色んなことが降りかかってくるんですね。

それを、バレエの奥深い一面を知って面白い!とか、出来ないことができるようになって楽しい!と言う風に、

好奇心とピュアなバレエを愛する気持ちを燃やして、めきめき上達し、精神的にも成熟していきます。

一人の少女の成長物語としても、バレエのあれやこれやを知れるウンチク漫画としても、様々な人間関係を垣間見れるヒューマンドラマとしても、かなり完成度の高い漫画なので、良かったら読んでみてください♪めっちゃお勧めです。

 

それでは今日はこの辺で。

この世界は、沢山の美しいもの、面白いもの、未知のもので溢れている。

いつかそれらに遭遇する楽しみを心待ちにしながら、おやすみなさい。