怒りは救いになりえるか。 | 石読みと人間観察ラボ

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 いつも寝つきが悪くて睡眠の浅い旦那が体験したお話。

 

「夜中になるとな、いつもハム子がガサガサ、ガサガサって活動してうるさいねんな」

 

「あぁ、夜行性やしなぁ」

 

「まぁ俺もウトウトしながらやからずっと聞いてるわけじゃないやん。次に目が覚めたときには明け方近くで静かになっててん」

 

「うん」

 

「あー、ハム子も眠ったんやなぁと思ってたら、何か、妙な気配がすんねんな」

 

「(あ、そっちの話??)なんかおるってこと?」

 

「でな。ぱっと目を開けて辺りを見回したら、前足を上げて直立してるハム子がおってん」

 




「(あ、そっちか)・・・可愛いやん」

 

「いや可愛いねんけどさ。俺ばっか起こしてくるねん。まぁ散々散歩して家に帰りたいから催促するんやろうけど・・・・。あいつどうやってケージの中から抜け出したんやろうな?」

 

「・・・ほんまやな」

 

 ハム子の小屋は旦那の手製で70㎝×50㎝×高さ40センチくらいあって、結構大きいんですよ。

ただ上を布を張った木の棒で蓋をするのみだったので、木の棒を鼻で押し上げて隙間を作り、そこから抜け出した模様・・・。

動物は侮れんです。

 

こんにちは。石読み師のサカモトです。

 

今年の夏は窓を開けらんないな、と思う所存。

因みに旦那ばかり起こすのは、旦那以外は一度寝たら朝まで起きない体質なので起こしても起きてくれなかったからだと思う。

 

 

 今日はリクエストいただいたガーネットのお話でも。


 ガーネットは遠目だと黒っぽくて地味なので、自然光下でマクロ撮影してみたよ。



こちら二つはブラジル産。



こちらは母岩付きアラスカ産のアルマンディンガーネット。



これはちょっと珍しい。ロシア・ダルネゴルスク産のアンドラダイトガーネット(水晶付き)。

 



 ガーネットは一月の誕生石であり、ラピスラズリと同様に古くから”神聖な石”として人々に愛用された石でもあります。

ラピスラズリは幸運のお守りとして人気があったようですが、ガーネットは主に兵士や騎士たちに人気のある石だったようです。

古くはヘレニズム時代に、中央アジアまで遠征を果たしたアレキサンダー大王が持ち帰った石だと言われており、

ガーネットの深く赤い血のような色から、怪我を防ぐ護符として、または、勝利の石として身に着けられることが多かったようです。

 

 この石の効果は、縁の下の力持ちの如く、忍耐を養い努力を重ねて成功へ導く、そのサポートという効果があるのですが、

感情を穏やかに宥めてコントロールしやすくするという効果もあるのではないかなと感じます。

 

 中でも怒りというのは強いエネルギーを含んだ感情で、そのまま誰かにぶつけると相手を傷つけかねない、または自分で溜め込んでも自分を傷つける、扱い方に注意が必要な感情でもありますが、仕事やスポーツなど向上心とパワーが必要な場面でうまく使うことができると、そのエネルギーで飛躍的に結果を出すことに繋がります。

 少し昭和っぽい感覚で言うと、なにくそ精神というか、”悔しさをばねに”というやつですね。

そういった、怒りのエネルギーを我慢で蓄積させず、爆発させて周囲や自分を傷つけたりせずにうまく使いたい時には、ガーネットを身に着けることで、まっすぐな向上心で成功への道を進むのに力を貸してくれるのではないかなと思います。

 

その他にも、表面的には怒っているのだけれども、その奥底にある感情はなんだろう?とか、

この怒りは何に対して感じているものなのか、誰に対して腹を立てているのかなど、怒りの感情の真っ只中にいるのではなく、ちょっと俯瞰した視点から分析をして原因を突き止めたい場合も、ガーネットは上手に抑えようとしてくれます。

抑え込んでしまうのではなくて、火加減がうまく出来ず強火になってしまっているのを、うまく弱火に調節する様な感じで、怒りで頭がいっぱいになって何も手に着かない時に触れると、深呼吸する余裕と、まぁそういう事もあるかも知れないけどさ・・・。みたいな、自分に起こったことを少し冷静に思い返せるくらいには落ち着きを与えてくれるでしょう。

 

 怒りという感情は、自分の思い通りにならない時、特に、自分の意思を尊重してくれない、侮辱されたなど見下されたように感じたときに湧きやすいです。だからこそ、やられたらやり返す、とか、八つ当たりを誰かにしてしまうなどで発散しようとしてしまいがちですが、自分が誰かに投げつけたエネルギーって、巡り巡って自分に返ってくるんですよね。だから、少し落ち着いた時に、力が必要な何かに使ってしまったほうが良いんです。

 アンガーマネジメントという言葉を良く聞くようになりましたね。感情は我慢したり溜め込むよりはどんどん開放していったほうがいいです。けれども、ただやみくもに発散させて周囲に迷惑を掛けたりしてしまわなくても、少しだけ気持ちを落ち着かせるだけで、うまく活用することも出来ます。それがうまくいかないときは、ガーネットをお供にしてサポートしてもらってみてくださいね。

 

 怒りが純化されて力というエネルギーになった時、そのエネルギーが誰かを救う為に必要とされますように。

 

こちらは過去記事です。

 

 

それでは今日はこの辺で。

将来を彩る未来地図をあれやこれやと考えながら、楽しい昼下がりをお過ごしくださいね。