自分の中にある海を見つめる。 | 石読みと人間観察ラボ

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≪前回のあらすじ≫

 

旦那が午前三時に釣りへと出かけて行った。。。

狙いはタチウオ。

同行者は(一緒に行くと何故か魚が釣れないというジンクス持ちの)上司。

 

今まで一匹も釣ったことのないタチウオを、彼は無事釣って帰ってこれるのか。。。

釣ってきたとしたら献立どうしよう。。。捌けるかな・・・。

 

 

 結果としては五匹釣ってきました。

ついでにと言って黒門市場でブリの切り身とカメノテも買ってきてくれました。

五匹はさすがに食べきれないので3匹お隣さんにお裾分けをしました。

タチウオはとても平べったいお魚なので、三枚おろしは超むずいです。

なので頭を落として内臓を取ったら3,4つにぶつ切りにして、塩焼き&煮つけが美味しいです。

無水鍋にジャガイモとキャベツを入れて、そこにタチウオを載せ、日本酒一回しして蒸し煮にして、

醤油とバターをちょびっと落として食べるのも美味しい♡

 

てなわけで、無事ごちそうさまでした☆

 

こんばんは。石読み師のサカモトです。

 

タチウオは釣り方にコツが必要な、釣り難度の高い魚で、

釣った時の達成感が大きくて釣り人に人気の魚なんだそうですよ。

 

 

さて。今日はめちゃくちゃ久しぶりに石の紹介でもしましょかね。

一応石ブログ何ですがね。。。全く書いてないですね。

 

今日はアパタイトについて書いてみたいと思います。




 

アパタイト(和名:燐灰石)

化学組成は Ca5(PO4)3(F,Cl,OH)1

ダークブルー、ブルーグリーン、ネオンブルーなど、多彩な青の発色を放つ石。

 

モース硬度は5。結構脆い。

※モース硬度とは、天然石をひっかいた時にどれだけ傷つきやすいかを図る硬度で、

水晶・水晶系は7、ダイヤモンドは10、ガラスが5~5.5、フローライトは4である。

 

 

天然石の意味としては、色んなものを”繋げる”といった意味合いがあると言われることの多いストーンでもあります。

 

そもそもアパタイトというのは、歯の成分の一つだったり、ファンデーションの吸着力を強めるために使用される成分として使用されることもあり、科学的な分野、工業的分野においても、物の構造を強化したり、吸着力を強めるために使用されることの多い鉱物なんだそう。

色んなものを”繋ぐ”と言われているのも、歯や子供の成長に身に着けると良いと言われているのも、ここから来ているのかもしれませんね。

硬度は低いながらも、ルースやジュエリーとなる石は見ていてとても美しいものが多いです。

 

 私はどちらかというと、母岩が付いていたり、他の天然石が共生しているような、

自然にある物をそのままの形で採ってきたものが好きなのですが、

ある日SNSで見かけた、綺麗に表面を磨かれたアパタイトを見たときに急に欲しくなってしまって、

集めるようになりました。

初めはタンブルストーンを一つ購入したのですが、一つでは収まりがつかなくて、

幾つか見定めてはみたものの、なかなかいい子に巡り合えなくて、

それでは原石を集めてみよう、といくつかのお店で購入することに。

 

原石はそのままでも美しかったのですが、綺麗に磨かれたときのあの深い水面の様な美しい模様と青さを知っているので、

このまま少しだけ磨いてみようかな・・・と石の端っこだけ、初めて研磨してみることにしました。

 






 

可愛くないですか!?

 

深く透明な面が出てきたり、シラーや奥に潜んでいたレインボーが出てきたりと、

とても綺麗な面が出てきました。

 

その様子を見ながら、私は一つの小説を思い出しました。

香月日輪先生という方が書かれた『地獄堂霊界通信』(旧悪ガキシリーズ)

の中に、”悪ガキと一人ぼっちの超能力者”という話があるんですよ。

その中に出てくる問題児の男の子がサイキッカーで、人の心の奥底に勝手に入り込んでしまって、

他人の深層心理の海に引きずり込まれて苦しむというお話で、

サイキッカーであるという自覚のない男の子は奇妙な出来事に訳が分からず苦しんでしまうし、

その子に八つ当たりされてしまう子も苦しいしで、序盤は辛いのですが、徐々にそれが超能力の一種だという事が分かり、

少しずつ解放されていきます。

 

その深層心理の海っていうのが、とてもアパタイトの見せる表情にぴったりだなと感じました。

どんなに強そうな人でも、順風満帆に見える人でも、心の奥底にさざ波の様な水面の揺らぎを持っています。

心は日々変化するものだから、それが当たり前なんです。

アパタイトはそんな揺らぎを敏感に感じ取り、あるべき姿へと変われるように、硬い殻をはがしても大丈夫だよと

語り掛けて、晴れた青空の下で見る、キラキラと光る青い海を、見せてくれるような子なのかなと。

 

職場への面接の時、この子をポケットに入れて挑んだのですが、

なんというか、あまり自分を作らずに開けた気持ちで自分をアピールできたように感じます。

自分の発するエネルギーと、職場で求められているエネルギーがうまく調和したのかな。

そんな感じがしました。

 

 決して強い波動を放つとか、高くて繊細な波動を放つという子ではないかもしれませんが、

優しくも精妙な、バキバキと心の整体をしてくれるような、今必要な石なのかもしれませんね。

 

今日のオマケ。





 

地獄堂霊界通信 原作・香月日輪 漫画・みもり

主人公の悪ガキ三人が極楽堂という名前の薬屋のオヤジと知り合い、

幽霊を成仏させたり悪人を懲らしめたりする話。

主人公達が元気いっぱいで面白いんだけど、

幽霊が出る回はわりかしガチ目に怖いので注意。

初期のイラストが前嶋昭人さんの頃のも良かった・・・(原作は児童書なんですよね)。

 

 

それでは今日はこの辺で。

 心の海の細波に耳を傾けながら。。。