マクラメブレスレット作ってます。
石読み講座については
コラボカフェ、13時〜 13時半〜 14時〜15時ご予約頂いてます。この時間以外は空いてますのでお気軽に遊びに来てくださいね○場所がわからない方はご連絡くださいな(U óㅊò)
一子はよく失くしものを見つけてくれます。
「あれ、ここにあった塩しらない?」
「えーっと・・・あ、あったよ。はい」
「ありがとう。良く見つけてくれるよね」
「私、見つけるの得意なんだよ!!」
「そうなんかー。偉いなぁ一子は」
「他にも色々見つけるよ!落ちてるお菓子とか」
「それは即ゴミ箱に捨ててちょうだいね⁉︎」
もっとこう、有効なものを見つけて欲しいかなお母さんとしてはさ。
こんばんは。石読み師のサカモトです。
三秒ルールって大阪だけのローカルルールなんですかね。
それももうコロナ後の世界線では消滅しているかもしれませんね・・・(両手を組みながら)。
大阪、阪急梅田駅の一階に規模の大きな紀伊国屋書店があるのですが、
今はどうかは分かりませんが、昔は頻繁にイベントを行っていたんですね。
作家さんのサイン会はもちろん、占いフェアで占い師さんに無料で占ってもらえたり、
そういったちょっとしたイベントを月に何回か行っているような大型書店さんなのです。
ある時、美術フェアというイベントがあって、絵画に興味があったのでちょっと行ってみたんですよ。
どんな絵画が飾られてあるのかなーって。
大きな書店の隅っこに区切られたブースがあって、そこで美術フェアのイベントは行われていました。
そこで私は勘違いしていたことに気が付くのですが、絵画が飾られているのではなくて、
絵画が販売されていたんです。
両手で抱えられるサイズの有名無名な画家たちの絵が、所狭しと飾られていました。
その中で、ちょっと印象的な絵があったんですね。
黒い墨汁と筆でさっと軽く描かれたようなタッチの犬の絵だったのですが、
目元が印象的でずっと眺めていたくなるような何とも言えない表情をしていました。
その絵を描いた画家はあの有名なピカソだという事でした。
誰が書いたかとかはもうどうでも良くて、その絵がとても気に入ったので購入したかったのですが、
その絵のお値段は11万円。
当時学生で数万円稼ぐのがやっとのアルバイトをしていた身としてはだいぶ大金です。
そもそも絵を飾って楽しむという趣味も持っていませんでしたしね。
とても印象的な絵だけれども、その絵に11万円を払う価値があるのかどうかは
分からないわけです。
結局その時は諦めて帰ったのですが、あれから何年たっても、ふとした時に脳裏をよぎります。
もうほとんどうろ覚えですが、ピカソの闘牛士のタッチに似ていて、
ヴィクターの犬を正面向けて気持ち小首をかしげているかしら?みたいな表情の。
ピカソってかなりご長寿で、死ぬまで絵を描き続けてきた方なので、作品はかなり多いのです。
確かどこかで2万点、という数字も聞いた気もします。
Wikipediaで調べてみたら、
『生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。』
二万点どころじゃなかったーーーー。ギネスに載ってた。凄いな。
それならネットで探したら出るのではないかと思って探しまくっていた時期もあったんですが、
出ないんですよね。超有名なものではなくて、どこかで書いたうちの数万点のうちの一つで、
しかも個人売買されているので、もうあの絵を見ることはできないんだと思います。
幸運の女神の前髪を、ああいうときに掴んでおくべきなのだという事を学んだ一つの出来事でした。
てなわけで、最近ある画家さんの画集を購入したのですが、
これもひとめぼれで今度はちゃんと購入することができたので良かった。
イヴァン・アイヴァゾフスキーというロシアの画家なのですが、
絵のほとんどが風景画で、しかも海を描写したものが多いのです。
Wikipediaにも作品が載っています。
この方の絵を見ると、なんて美しいのだろうと感動するとともに、
海の波間に差し込む月の光や夕陽、高波の荒々しさの瞬間瞬間が永遠のものではないという切なさや、
次の刹那に失われてしまうという儚さと尊さ、そういう感情が浮かんでくるようで感動するのです。
なんでも、航海中に見てきた海を記憶して、その記憶をたどりながら描写をしてきたのだとか。
緻密さと大胆さを併せ持つ、綺麗な絵を描く作家さんです。
日本でも是非絵画展をやってほしいなと思っています。
オマケ。
ピカソの青の時代より。
自画像。
常田さんいなかった・・・?
それでは今日はこの辺で。
色鮮やかな沢山の感情たちが、今宵もあなたの夢を彩りますように。
おやすみなさい。