風の時代は情報の時代になっていくのかな。 | 石読みと人間観察ラボ

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 年々七草がゆの七草が手に入りにくくなっているような気がしておりますがいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 七草粥の由来は紀元前の中国から来たものなんだそうですね。

 

 今日は仕事があったので、仕事帰りにめぼしいスーパーを片っ端から見て回ったのですが、もうすでに

何処にも売っていなくて、泣く泣く今年は諦めました。。。。

というわけで普通のおかゆを炊いて、昨日のうちに作り置きしていたおかずと

卵焼きやら簡単に作れるおかずを出して子供たちに食べさせていたら、

寒さに弱い旦那が震えながら帰ってきました。

 

「いやぁ参ったわ。今日職場に持って行こうと思っていたカップ焼きそばを持って行くのを忘れてしまって、

今日一日何にも食べてないねんけど。。。今日のご飯は?」

 

「・・・・・・・・・・おかゆです。。。。しかもおかずが子供らにほとんど食べられてしまって。。。

ちょっとそこにないならないですね。。。」

 

「えぇ。。。」



 

 リアルにしわしわになってた。

 

「そうか・・・今日あれやもんな。七草粥の日やもんな。。。」

 

「うん・・・。でも七草がなかったから」

 

「壬生菜(漬物)で一草粥やな・・・ハハッ」

 

 ・・・なんか、ごめんというか申し訳ない。申し訳ないんだけど・・・

しょんぼりしている旦那はちょっと可愛いな。

 

 

こんばんは。石読み師のサカモトです。

 

この後めちゃくちゃお肉焼きました。

 

 最近、My Calendar という雑誌を購入して少しずつ読んでいます。

三か月に一度発行される、占い・心理学・哲学・運命学などを手がかりに、

女性向けの生き方のヒントをお届け、とある、西洋占星術・ホロスコープガチ勢な雑誌なのですが、

(確か前身がMy Birthdayでしたね。私はこちらもとても好きでした。

My Birthdayと比べると、だいぶ大人が読む占いの読み物になった感じです)

占星術が分かっている前提の読み物なので私にはちと難しい。

 

けれども読める部分を拾いつつ楽しんでいます。

 

で、そこにグレートコンジャクションがらみで200年ごとに切り替わっている時代について書かれていました。

とてもざっくりとですが、

1425年頃は水の時代で、宗教の時代でもあった。

1600年頃は火の時代で、革命の時代でもあった。

1842年頃は土の時代で、物質の時代でもあった。

 

ちと脱線しますが、この物質の時代というのが、

日本では敗戦→物質主義的思想→高度経済成長期を経て、

土地や建物、車などの物質を所有することが幸福であることという価値観が広がり、

相対的に精神的な、信心的な、信仰心的な心が失われ、神々の力が弱まったという見方をする方も

いらっしゃいます。

 

この流れを経て、2020年の12月22日以降は、

風の時代で、情報の時代となる(であろう)という風に書かれていました。

 

 今でもすでにzoomやネットの回線で、知っている誰か、知らない誰かとも簡単に繋がれるように

なっていってますし、調べたいことがあれば、言葉を入力して検索を掛ければ出てきます。

昔は本や、場合によっては古書を求めて駆けずり回って知識を集めていたものが、

今では家から出ずに簡単に出てくる(情報の濃さや厚み、精確さなどを求めるのであれば、

己の持つ資質もおのずと求められることになるのですが)。

 

 

何処にいても、世界中の誰とでも繋がれるのが当たり前の世界。

 

働き方、暮らし方の自由度が増し、土地に縛られなくなる生き方。

 

この二つが、風の時代を示唆するものとして印象的でした。

 

 

 とても軽やかでいけそうな気がする、良い時代になっていくと思います。

けれども、やっぱり気を付けないといけないこともあるよね、とも思います。

 

 例えば、大規模な震災が起こったり、今のように新型コロナウイルスが広がったりすると、

人々の需要と比例してフェイクニュースが増えて出てくるじゃないですか。

それと同時に、隠蔽されて出てこない情報もありますよね。

検索を掛けたときにヒットしやすい言葉を表記しておけばアクセス数が稼げるという事で、

中身のないブログが大量に検索に引っかかったせいで、本当に必要な情報が埋もれて出てこなかったとか、

そういうこともあるみたいです。

 

 フェイクニュースが流されるとき、そこには人々を扇動したいという意図があります。

やたら恐怖感や不安を煽ってくるニュースというのは、どこにでもあります。

まともな判断力を失わせ、一番安易な答えに導かせるためですな。

 

もう世界はおしまいだ!

 

誰のせいだ!?

 

〇〇だ!

 

みたいな。

 

その〇〇というのは悪の権化でめっちゃ悪いことをしていて、その為に自分たちが悲惨な目に遭っているという

ストーリーを、綿密に入念に刷り込まれて世界を色眼鏡で見ていたら、たとえ〇〇が無実であっても、

むしろまともに機能した組織だったり優れた人物だったりしていても、悪人に見えてきますよね。

 

周囲にいる人間が、誰一人としてその〇〇に関わったり携わったことがなかったとしても、です。

 

そういう、情報に惑わされて本質を見抜けずに不平不満をぶつけることで留飲を下げている方も、

いらっしゃるのですよね。

 

これはたとえ話ですが、そういったフェイクに惑わされないように、これからは今まで以上に冷静に、

自分の力で必要な情報を選び抜いて行かなくてはならなくなると思います。

美味しい話、怖い話、不穏な話。

つまり、感情を大きく揺さぶられるような話にはとかくご用心ですよ。

 

ニュースやワイドショーを見ないようにして情報を遮断してみるとか、

自然に触れて深呼吸をしたり、瞑想をして心を空っぽにするとか。

そうやって自分を素の状態に持って行ってから、

落ち着いて必要だと感じる情報がありそうなところに触れてみるといいと思います。

 

スピでいうならビブリオマンシーとその応用とかお勧めですけどね。

 

そして、必ず検証する。出来ることなら現場へ行く。

風の時代になったからと言って、土から離れては人は生きられないですし、

血肉を伴わない実感のなさを情報に溺れることで誤魔化すのであれば、

心はどんどん摩耗していくのではないかなとも思うのです。

そこに人としての幸福はあるのか?というところですね。

 

 

それでは、今日はマイカレに書かれていた鏡リュウジさんの言葉で締めくくりたいと思います。

 

『僕たちは無色透明で、価値中立な視点で歴史を見ることはできません。

占星術も、物を見る観点の一つです。ですから「もし”仮に”この視点ではどう見えるだろう?」

という、メタな視点を忘れてはいけません。そうでなければ、それは愚かな迷信になってしまいます~以下略~』

 

現実でもスピでも、占いでも仰る通りだと思います。

あくまでも仮説の一つ、可能性の一つである、という事は忘れてはいけない。

だからこそ検証したくもなりますし、ワクワクもするんですけれどもね。

 

全文載せたいくらいに素晴らしい言葉ばかりだったのですが、

もう、皆買って読んでください(笑)

 

 

それでは今日はこの辺で。

寒さが厳しくなってきましたので、厚めの靴下で足を守りながら、

暖かくしておやすみなさい。