今日4人目のドラムレッスンは、20代の女性の方でした。
昨年11月に開催された第十回RPライブ(ライブハウスでの発表会)に出演した生徒さんです。
生徒さんのバンドでのライブを一月に2本こなした後は、バンド練習、ドラム練習の他にフィジカルを鍛えているとのこと!
違う体験をすることにより、ドラムの動きも客観視できるので、とても良い相乗効果が期待できますね!
次のライブは5月頃に予定されているので、今から課題としていることをレッスンしてゆきましょう!
その内容として、
生徒さんのバンドはオリジナル楽曲ですが、バンドで演奏してみたいドラムリズムの曲で進めています。
レッスン始めは
ヨルシカの「アポリア」から。
この曲のメインとなるリズムは、
7/8拍子と8/8拍子が交互に繰り返される構成になります。
こちらもまずは変拍子に慣れることが近道なので、クリックを7/8に設定し、
「1-2-3-4-5-6-7」と声でカウントしながら、
フレーズとしてメロディと共に身体に馴染ませてゆきます。
生徒さんは前回から始めたこの取り組みがとても気に入られ、ドラムがない環境でもこの変拍子をカウントしているそうです。
こういった傾向の曲ではサビの部分は4/4の安定したリズムになることが多いので、曲の作り方にも役立ちそうです。
次に
LEGO BIG MORLの楽曲「Ray」から良フレーズを抜き出してゆきます。
「Ray」は3/4拍子
ミドルテンポの三拍子ロックで、
1小節が3拍で構成され、
「1・2・3、1・2・3」
と感じられる拍子になっています。
また、リズムにインパクトを与える
ハイハット・バーク(hi-hat bark)でキックとハイハットのパターンを数種類使えるようになるとオリジナルバンドで活用出来るフレーズが作れますので、
まず曲中のキメとなるフレーズであるスネアのフラム+バスドラム&ハイハットのハイハット・バークを数種類のアプローチから応用フレーズを作ってゆきました。
ご自身のトレードマークとなるようなフレーズが出てくると、聴く側も「来た!」という感覚になりますね!
楽しくやっていることが聴く側の感動に結び付けられることはとても充実感があると思います。
基礎で土台を固めながら、生徒さんならではのフレーズづくり、これからもお手伝いさせていただきますね!
本日はレッスンお疲れ様でした!!
ドラム講師:横田なおき






