今日3人目のドラムレッスンは、小学生の女の子でした。
今回はあらためて、リバウンドストロークのレッスンからスタートしました。
しっかりダウンストロークを捉えるためにも、まずはドラムスティックのリバウンド特性について学ぶタイミングと判断したためです。
生徒さんは球技などのスポーツの経験もあるので、その効果か、リバウンドのとらえ方がとても上手いですね!
そのリバウンドを活かしながら、4分音符、8分音符、16分音符と繋げてゆきます。
右利きなので左は少し弱めになりますが、意識しながら行うとずいぶん違いが出てきますね。
16分音符のオルタネートでも綺麗にツブが揃っておりましたので、あとはドラムとスティックの特性を活かしながら、パワーコントロールしてゆきましょう!
次にその延長線上で8ビートの土台となるリズム練習を行いました。
まず脚は右足で4分音符を鳴らしてゆき、徐々にスネアを2打目、4打目と加えてゆきます。
「ドン・タン・ドン・タン〜」というリズムになりますがスネアを打っている時もバスドラムを打つので、その感覚をつかむためにまずは右手、慣れて来たら左手という2拍4拍のバックビートの感覚をつかんでゆきます。
今回も
リズムを「ワン・ツー・スリー・フォー」とスティックでカウントしたり、声に出しながら練習してみてくださいね。
そして生徒さんが演奏希望曲に入ります。
スカーレット・ヨハンソン
"Set It All Free" -(Scarlett Johansson)です!
映画『SING/シング』劇中歌ですね。
原曲スピードよりテンポを下げての演奏ですが、先ほどの8ビート基礎練習を元に、ハイハットとライドシンバルの区別をしながらリズム練習です。
時々左手を使ってのクラッシュシンバルやサビ前のフィルインに迷い苦戦しておりましたが、
始めは完璧を目指さず、シンプルなものに置き換えて、ドラムボキャブラリーを増やしてゆく過程で叩けることを増やしてゆきましょう!
次回も楽しんで演奏してくださいね♪
ドラム講師:横田なおき