今日2人目のドラムレッスンは、小学生の男の子でした。
レッスン始めに軽く8ビートを叩いてみて、
身体全体のバランスなど確認してゆきました。
グリップも初めの頃から比べるとずいぶん自然になり、成長の速さがうかがえますね!
ちなみに、生徒さんが行っていた以前のグリップは、「そのグリップをすると出る音やフィール」が必要な時に活躍しますので、
色んなジャンルの音楽に接している間にそのグリップが再登場するかもしれませんね!
今回のレッスンでは、アクセントストロークを通して基礎を見直す事から始めました。
BPM=78くらいから始めます。
まずは16分音符 の1打目にアクセントをつけ、
2-3-4打目はタップストロークといった感覚で挑戦頂きましたが、なかなかツブを揃えるのは難しいですね。
そこでタップストロークのみでの右・左手の交互打ちを確実に叩けるよう、弱音でテンポを合わせたストローク練習を積んでゆくと、音が整ってきました。
タイミングがつかめると叩くのが同時に楽になってきますので、それに慣れたらスネア上で先程のアクセントの続きを行い、さらにアクセント部分のみタム移動も入れてゆきます。
シンバルで再現する時はバスドラムを入れますが、この時バスドラムが入ると手順が右左交互のオルタネートではなく右・左・左〜になったり、右・右・左の動きにならないように、
迷った時はスネア上でのノンアクセントストロークで整え、準備万端にしてからアクセントを入れてゆきましょう!
そして生徒さんの演奏希望曲に入ってゆきます。
今まで原口沙輔「人マニア」が続いていましたが、今回は以前練習していたことがある曲が出てきました!
シンガーズハイの「Kid」です!
こちらも基本8ビートでの練習を続けておられておりましたが、「人マニア」同様、ハイハット裏拍から始まりますが、
曲全体を聴いた印象としては、ダンスビートというよりもタイトなロックを感じさせるリズムを作ってゆきたいですね。
もちろん、随所に興味深い遊び心も散りばめられているので、そちらも充分に味わってゆきましょう!
レッスンを進めるにあたり「人マニア」と上手くバランスが取れるので、まずはこの2曲を目標としてゆきましょう!!
次回も楽しんで演奏してくださいね♪
ドラム講師:横田なおき