今日3人目のドラムレッスンは、20代の男性の方でした。
今回のレッスンでは、生徒さんが新しく自主練用のプラクティスパッドを新調されたとのことですので、ご自宅や、さらにスタジオでの自主練で有効になる練習方法を生徒さんの課題に沿ってレッスンする回となりました!
生徒さんは左利きで、実際左の方がよく動きますが、ダブルストロークなどの練習をする時に右手との差がかなりついてしまうとのことでしたので、
始めはダブルストロークの様子を確認してゆきました。
以前よりアドバイスさせて頂いたグリップについては、利き手である左手はかなり理想に近づいている様子で、客観的に見たダブルでのリバウンドがしっかり拾えています。
対して右手ですが、指を大きく動かすことによってダブルを行おうとする動きのため、スネアからスティックがうまく返ってこないため、左右に差が出ておりました。
ポイントとしては、全体的にストローク幅が大きいため、全体の振り幅を抑えることからスタートし、一打目のリバウンドをしっかり行えるように腕のモーションを修正してゆきました。
次に、ダブルのみでなく、2連打- 3連- 4連と繋げてゆくルーティンを作り、ダブルから音数が増えた時のグリップの動きの変化を詳細に見ていただき、トライです!
ジャズバンドでの経験のある生徒さんですので、
3連は馴染みのあるリズムですが、こう言った基礎練では初めての試み。
とても熱心に挑戦されておりました!
また、プラクティスパッドでの練習の際のコツなども同時にレクチャー。
ドラムの練習用パッドには反応の大きいもの、消音重視のものなとそれぞれにメリットがありますが、タイプ別の使用方法、活用方法なども説明しました。
また、できる時とそうでない時があるというオープンリムショットにも触れ、打つ位置と共に、スティックを今回複数種類持参されておりましたので、
テーパーの違いによるストロークの差も試していただきました。
スタジオでのドラムセットでも試してみてくださいね。
レッスンお疲れ様でした!
ドラム講師:横田なおき