今日のドラムレッスンは、20代の女性の方でした。
生徒さんの夏のライブ第一弾、第二弾も終わったとのことで、
連続でイベントライブに出演されることの多い生徒さんですが、
その振り返りを行いつつのレッスン回となりました。
ライブでは沢山の気づきがあったとのことと、
2回目ライブではミスも少なく演奏することができたそうです!
奏法も以前よりもずっと脱力出来ていて良い傾向にありますが、力を抜き過ぎる脱力だと、
音にも影響してきますので、その辺りを重視しながらレッスンを進めてゆきます。
生徒さんがウォーミングアップとして使っている曲のフィルインを題材にしながら、いかに脱力しながらタム→フロアタムに移動してゆくかをレクチャー。
サンボマスター「ヒューマニティ!」のフレーズになります。
生徒さんが現在使われているスティックは定番のものでバランスは良いですが、
上手く腕の重さとストロークのスピードを合わせないと軽くなってしまうという特性を持っております
(だからこそ表現力が磨けるというものです)
そのため、インパクトあるフィルインが叩けるようにその手順の再確認と、どこにアクセントを置くかをアドバイスしました。
繰り返すうちにコツが見えてきたようですね!
また、生徒さんの次回ライブは来年早々ですが、それまでに今まで課題となっていたものを原点に立ち戻って練習してゆくロードマップを作ってゆきました。
テンポ180〜200の16分音符を攻略する為の第一段の前に、ダウンアップの動きを見直してゆきます。
今まではフィンガリングの強化をライブ対策の為に行ってきましたが、手首〜肘の動きを有効に使うと、自然なフィンガリングが実現します。
その為の第一段階として、アップストロークの時の手首の動きを入念に行ってゆきます。
これはスティックがなくてもできる動きのため、積極的に個人練に取り入れて頂きたいのですが、
違った動きになると目的から離れたものになってしまうため、迷っている間はスピード重視ではなく動きの確認をじっくり行ってください!
本日はレッスンお疲れ様でした!!
ドラム講師:横田なおき