E・ギターレッスンその4029(菊田)~モードスケールの特性音~ | 仙台市泉区で音楽教室を運営するスクールディレクターのブログ

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今日のエレキギターレッスンは、RPにも出演している高校生の:shoくんでした。





































今回はモードスケールの特性音をレクチャーしていきます。


スケールは12音の組み合わせですから沢山ありますが、今回はモード音楽でよく使われるチャーチモード・スケールの中からマイナー系のスケールを使って特性音を覚えていきます。























7つのモードの中でm3rdが含まれるのは、ドリアン、フリジアン、エオリアン(ナチュラルマイナー)、ロクリアンの4つ。

この中でマイナーペンタ(R,m3rd,11th,P5,m7th)を内包するスケールはロクリアンを除く3つです。

























この5音の中に含まれず、上記3スケールを構成するのに必要な音は、♭9th or 9th、♭13th or 13thになります。
2番目の音と6番目の音がそれぞれ違いますね!

ドリアンとエオリアンは、両方とも9thが含まれていますが、6番目の音がドリアンなら13th、エオリアンならば♭13thになります。

これでドリアンの特性音は13th、エオリアンの特性音は♭13thとわかりますね!
フリジアンなら♭9thです。

























Cマイナーペンタのリフではモードは確定しませんが(強いて言えばCマイナーペンタモード)、ここでA音を鳴らせばドリアン、A♭音を鳴らすとエオリアンに聴こえることになります。


























この特性音がモードのキャラクターを決める重要な音になりますから、各モードの特性音をしっかり把握してモードと合わせて覚えてしまいましょう!

厳密なモード演奏ではありませんが、これら3つのスケールはマイナーペンタトニックと特性音で弾き分けられますのでアドリブソロでも役立つと思います!



エレキギター講師:菊田肇