前回のつづき。


いろんなタイプ、いろんな職業、いろんな年代、いろんな年収。

人生の中でも特段に大きな選択で、何人もの男性と何回デートしても、付き合う相手さえも決められず婚活迷子になっていた。


このままでは一生決断できないと悟り、場当たり的に相手に合わせて選ぶことをやめた。


自分の中で大切にしたい80個以上の条件をあげ、それを指針に活動をした結果、理想通りの今の彼くんを選ぶことができた。



本やInstagramやコラム記事などで、恋は3年、長くて5年で冷めるというのを目にしていた。


恋愛感情って性衝動とか脳内麻薬みたいなものだと思うから、20代までほど盲目ではないにしても、50代・60代になってもずっと愛情を注いでくれる男性が良いと思っていた。

休日は家族と過ごすことを、幸せや楽しみと思っているひと。



それを見極めるには、家族を大切にしているか。をよくみていた。

恋が醒めても、愛を注げる人なのかどうか。

家族との時間を優先的にして過ごしたい人なのかどうか。


でもここは難しいところでもあって、マザコンも混ざっているということ。


家族を大切していることと、マザコンは似て非なり!

だからこの見極めはめっちゃ慎重になっていた。



最後まで迷った彼くんともう1人は、とっても家族を大切にしている2人だった。




2人ともお誕生日や父の日母の日にはプレゼントをあげる。実家にもよく顔を出す。


もう1人の彼は実家が近いこともあり毎週のように帰っていて、彼くんはお盆休みや年末年始などの長期休みの時と特別な日だけ。


もう1人の彼は家族に婚活のことを話していて、彼くんは家族の誰にも話していなかった。


もう1人の彼は母親とよく電話をしている様子で、彼くんは長文LINEがよくきていた。


お母さんの話になった時

「◯さんってお母さんとすごい絆強い感じするよね。2年前に出会った時、マザコンかと思った。」(彼は2年前の相談所で出会った。下の記事参照)



「マザコンじゃないよ。笑  お母さんも好きだし父親も好きだし兄も好きだよ。家族全員大好き。いつ死ぬかわからないし、なるべく過ごせる時は一緒に過ごしたいと思ってる。」


「婚活の相談とかするの?」


「うん、たまに話してる。」


「なんて言ってる?」


「◯ちゃんのこと話してて、あんまりしつこくしちゃ可哀想だよって言われた。笑」


この彼は、マザコンだと判断。




今の彼くん、なにかのタイミングでお母さんのLINEを開いてみせてくれたとき。

「え!お母さんからそんなに長文でLINEくるの!?」


「うん、父とこんなところ行ってきたよーって、写真つきで送られてくる。」


「毎日?!」


「ううん、出掛けてきた時とか。週1〜2あるかないかくらいかな。」


「そんな長文くるのしんどくないの?毎回返してあげてるの?」


「そうだね。妹は何年も実家に帰らなくなってるし、なんか可哀想で。俺ぐらいはちゃんとしてあげようと思って。」


「婚活の相談とかはしてる?」


「いや、何にもはなしてない。」


「そうなんだ!なんで??」


「余計な心配させたくないし。」


「ご両親は、お嫁さんにはこんな人がいいんじゃないーとかないの?」


「うん、俺の選んだ人なら絶対いいっていってくれると思う。」



もちろんこれだけじゃないけど、いろんな会話から彼くんは大切にはしているけど、精神的に自立していると判断。




指針があると、会話の中にもなにを知りたいという目的が生まれて、実りある1回1回になっていく。



まだあるよ。つづく。