婚活中、死ぬほど出会いのあるこの世界で超絶迷子になり、結局誰とも付き合う選択をできなかった時。


場当たり的では、一生決められないと悟った。

そしてわたしにとっていい夫になる人を見極める指針になるように、80個以上の条件をあげた。



自分自身のあり方が8割だけど、相手の資質もやっぱり2割くらいはあると思っている。



資産億越えの超絶ハイスペックの彼よりも、わたしがいまの彼くんを選択したのは、これらに当てはまる人だと思ったから。



まずは、これから一途になってくれるよりも、すでに超一途な人を選びたかった。


わたしにとって、女関係にだらしない人はまじでむり。彼女がいるのに女友達の相談にもホイホイ乗るような男も無理。世の中には、やりたいだけの女も存在することを知っているから。

女の影が見えた途端、一瞬で気持ちが冷める自信しかない。


そこでそれを見極める為に、まずこれまでの彼女と別れた理由を聞く。


これは婚活界隈ではNGとされている行為。


でも、仕事や趣味の話では見られない、唯一男性の恋愛の癖が見られる部分だとおもっている。


それに、相手もわたしに対して真剣だとNGなしになんでも答えてくれる。




彼くんは、ことごとく同じパターンでこれまでの彼女に振られていた。

彼の恋愛で陥る思考癖、行動パターンが見えて対処可能だと判断した。

また、その中で彼くんは絶対的に自分から冷めるような男ではないというのもわかった。



結構いいかもと思って何度かデートしていた他の男性で、これは無理だなと思った理由。


それは、まず理由がよくわかっていない男。


「なんかわからないけど、付き合って1年くらいになる頃から、ぷんぷんしょっちゅう怒っているようになったんだよね。前はそんなひとじゃなかったのに。」

彼女としっかり向き合えてなかった男。



また別の人の理由。

「元カノは毎日ネガティブなことばっかり言うようになって、俺も疲れてるのに愚痴ばっか聞きたくなくて。解決してあげたくてついアドバイスしちゃったら喧嘩になるようになって。ネガティブなこと言う人苦手なんだよね。」


まあまあアリ寄りかなと思ったけど、こう言う人も上手く行ってる時はいいけどうまくいかなくなった時にちゃんと向き合えないタイプ。

好きなところだけは見るけど嫌なところは受け止められない。他の言動でも思っていたけど、結構損得勘定の強い人だった。



わたしのおすすめは、自分が振ってきた人より、振られてきた人。

そういう人の方が、2人の関係が上手くいかなくなった時も、あなたが諦めない限りは逃げずに彼女と向き合えるタイプだと思う。




またその上で、一生大切にしてくれる人を選びたかった。その為、下記をよく観察していた。


まず、ものを大切に扱うひとかどうか。


ボロボロなものをもっている男性を敬遠する女性もいると思う。

でもわたしは、すぐにお財布やスマホを変えるような男性は、女性にもいずれ飽きると考えていた。


この「飽きる。」という感覚がない男性もいるのだ。


それがいまの彼くん。

彼くんはブランドだけどボロボロのお財布を使っているのを見逃さなかった。

そして、小学校の幼なじみにもつい最近まで年賀状のやりとりを欠かさなかったこと。

古いiPhoneを、充電がすぐになくなっちゃうのに使い続けていること。

だいたい同じ服をローテーションしていて、いつ買ったのか聞くと覚えていないこと。


これらのことは、浪費家ではないということも証拠づけている。




飽き性=刺激が欲しい=浪費家=一途とは言えないタイプなのは、割と関連づけられていると思っている。



モテないから浮気したり遊んだりできないだけで、飽き性な男もいる。



彼くんは新卒からずっとひとつの会社につとめているので、転職を繰り返して年収をあげていくような現代のイケイケサラリーマン思考ではないんだけど、自分が一度決めたら脇目を振らずにコツコツと大切にしていくタイプなのがよくわかった。



それがどんな時も最終的には彼くんを信用し続けられている要素のひとつ。


見極め方が合っていた証拠に、わたしがどんなに泣きわめいても、暴言を吐いてしまうことがあっても、彼くんがわたしから離れていくことはなかった。

いまはいつでも安心して、感情的にならずに自分の気持ちを話すことができるようになった。


(まだたまに泣くけど)



続きは、また書きます。