どうも。

P子母です。

はじめましての方はこちらからどうぞ。


2023年12月末〜2024年1月初旬のお話です。



術前検査から数日後、

十二指腸チューブを使っての栄養剤投与が始まりました。


この先に控えている大手術に耐えうる体を作るためにも体重増加は必須。

胃の出口〜十二指腸にかけて、流れが悪すぎて消化がうまく行かないP子にとって、その問題のゾーンを越えて一気に十二指腸までチューブが入れば、胃に注入するよりも確実に栄養が吸収でき、体重増加に繋がるのではということで。


もちろんいいことばかりではなく、デメリットもあります。

まず、血糖値の乱高下が起こりやすいこと。

一気に十二指腸に栄養が入るため、体の中に留まる時間が短くなり、それによって栄養が入れば一気に血糖値が上がり、オシッコやウンチとなって排出されたらすぐに血糖値が下がってしまいます。

なので、胃に入れるよりも1回量少なく、注入回数は増やさねばならないのです。

また、一気に栄養剤が流れすぎないように、点滴ポンプみたいなものを使って、流量を一定にする必要があります。

また、一気に栄養剤が流れると消化吸収が追いつかず下痢しやすかったりもします。



なので、1回量ごく少量から、スタートします。

1回量50mlを1時間掛けて注入です。

それを1日5回。

体調や便性を確認しながら数日かけて、

1回量180mlを2時間かけて注入できるまでになりました。

これを1日5回なので1日トータル10時間は栄養剤注入になります。。


しかしこれでは、元気いっぱいP子にとってこんなに拘束ができるはずもなく。

1回量180mlは変わらず、少しずつ時間を短縮し、

1時間で注入ができるようにすることを目標にします。



また、P子はこのとき龍この状態。

両鼻に経管栄養チューブが入っています。

片方が今まで使っていた胃までのチューブ。

片方が今回新たに入れた十二指腸までのチューブ。


2本入り続けるのも…ということで、胃までのチューブを抜いてもいいかこれも数日掛けて検証します。

しかし、P子の胃はどんどん胃液を出しまくり、胃の出口が狭過ぎて胃液が下へ排出されずどんどん胃に溜まり…、肺を圧迫してしまいます。

なので、胃までのチューブは、残しておき、定期的に胃の中の胃液をシリンジという注射器みたいなもので吸い上げて破棄することに。

ということで、お鼻チューブの2本体制が確定龍


時期は年末。

年末のお休みに入る頃には

1回量180mlを1時間半掛けて注入できるように。

そして、年越し病院が確定。


正月休み明けには1回量180mlを1時間で注入可能に。

そう、ついに目標注入スピードに到達。

幸い体調も便性も崩れたりはせず。いい感じ!


体重は過去最高値12キロに到達。

今回の入院で10キロ切るくらいまで一時期減っていただけに、これだけ体重増加できたのは嬉しい!


もはや、すっかり元気になり。

病室内で毎日ダンス踊ってました。。

ハッピージャムジャムやら、ジャンボリーミッキーやら、ピカピカブーやら、からだだんだんやら…。。


そして、ついに退院の話がちらほら。

退院に向けて、各所と調整がはじまります。

今回は栄養剤注入のためのポンプをレンタルせねばなので、レンタルの手配と。

保育園登園を見据えて、指示書を主治医に新たに書き直してもらったり。


11月初旬に入院して2ヶ月。

確か最初は風邪こじらせたところから…

本当に紆余曲折経て。

ようやく退院が見えてきた!


とはいえ、退院したからこれで終わりではなく。

いよいよ手術に向けた準備期間になったっていうことで。



猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま


さて、ここからはリアルタイムなことを少し。




先日手術を終えたP子ですが、順調に回復してきています!

術後翌日こそ人工呼吸器つけて、鎮静剤入って眠り姫状態だったのですが、

その翌日には早くも人工呼吸器抜管、そして、お目覚め。

さらにその翌日には、一般病棟へ!!

あまりの展開の早さに母も周りもびっくり。

でもまだまだ痛み止めとかはがっつり効いています。中心静脈カテーテルもドレーンも入っています。

なので全然動ける状態ではないのですが。


本人は、長い眠りから目覚めたら全身身動きは取れないし、なんかいろんな管くっついてるしで、たいそうご立腹。

常に睨みをきかせ、ほぼ喋りません。

そんな中でも様子を見に来た主治医には数発蹴りをお見舞いしたらしいです滝汗滝汗

元気じゃん…


そして。

もう少し状態が落ち着いたら手術した部分の評価するそうです。

そこが一番ドキドキです。