｢1500ﾊﾏｯていたから、もう少し回したら当たるかなと思った｣
何回か既出の同僚の台詞です…
それを聞いた僕は、
｢阿呆か!!｣
｢あんたが1500回した訳やないやん｣
｢というか毎回転同じ確率ってことが、まだ理解できんのか｣
と思ってましたが、
｢自分の好きなように打つのが一番楽しいんじゃない？｣
と返事してしまいました…
前置きはさておき、今回のお題は｢ﾗﾉﾍﾞ風｣の表題でしたが、
｢完全独立抽選｣
についてです。
もの凄く単純で簡単なのですが、理解できない(したくない？)人が多いみたいです。
｢ﾃﾞｼﾞﾊﾟﾁはどの回転でも、一定の確率で抽選しています｣
要約すればたったこれだけのこと。
例えば僕がよく打つ｢甘ｴｳﾞｧ9｣なら、
通常時は｢1/99.9｣
ST時は｢1/58.8｣
通常時は｢1回転目｣でも｢100回転目｣でも｢500回転目｣でも、どの回転でも｢1/99.9｣ です。
以上。
といきたいところですが、これで分かってくれない方が結構いらっしゃるんですよねぇ…
この｢独立抽選｣を理解できない方々が、こんな誤解をしていることがあります。
｢1/100なら100回せば当たるんやろ｣
流石にそんなに多くはないと思うのですが、それは｢独立抽選ではないですよ｣という回答になります。
前回と同じ例で考えてみます。
｢1～100｣までの数字があり、当りは｢7｣だとします。
1回目の抽選で｢10｣を引きました。
外れです。
さて2回目の抽選。
この｢10｣が除外されるなら、今回の当選確率は｢1/99｣に変わります。
このように外れる度に、その数字が次から除外されるのなら、必ず100回以内に当りを引きます。
これは｢独立抽選｣ではないですし、何より残念ながらﾃﾞｼﾞﾊﾟﾁの抽選はこの方式ではありません。
｢独立抽選｣の場合は、外れの｢10｣を引いても、次回の抽選にも｢10｣は含まれます。
いつ抽選をしても、必ず数字は｢1～100｣まで揃っていて、当選確率もいつでも｢1/100｣です。
前に台に座った人がいくらﾊﾒていようが、また自分がいくらﾊﾒようが、当選確率が変化することはありません。
｢1/100｣なら、1回の抽選での当選確率は1%です。
この1%の抽選を当たるまで続ける。
これがﾃﾞｼﾞﾊﾟﾁの抽選ｼｽﾃﾑです。
｢1%｣となると、当たりそうにないと感じますが、5倍ﾊﾏﾘより少し高い確率です。
何より｢甘ﾃﾞｼﾞなんてすぐ当たるもんだ｣と感じている方々が多いみたいです。
大したことはない筈です。
意地悪な物言いになってしまいました(笑)
旧MAXなら1回転での当選確率は｢約0.25%｣です。
(5倍ﾊﾏﾘなんか目じゃないぜ)
これを｢はよ当たれ｣と回すのに比べたら、なんぼかましですしね。
長くなりましたが、もう少し続きます。
｢じゃあ、いつ当たるの?｣
という疑問が生じますが、
｢そんなの分かる訳がないでしょ｣
という返答になります。
｢1回転目｣なのか、はたまた｢500回転目｣なのか。
それは回してみて、結果が出て初めて明らかになります。
抽選前に｢予想｣することは誰にでもできます。
ただその予想が｢的中｣するかは決して分かりません。
もしこの予想が凄まじい高確率で的中するなら、その方は多分｢超能力｣をお持ちです(笑)
ﾊﾟﾁﾝｺなんかしてないで、その力をもっと世の中に役立てたほうが良いと思います(その人の自由ですけどね)。
｢独立抽選｣のことが理解できていたら、｢波理論｣とかいう戯言があり得ないことが実感できる筈です。
他人のﾊﾏﾘも関係なし。
だから
｢前日のﾊﾏﾘ台がなんちゃら｣
なんてのもないですし、
｢当たり易い回転数(byダ○村大先生)｣
なんてものもありません。
僕も実際には
｢もうすぐ当たりそう｣
と思って、当たることもありますし、
｢ｸｿﾊﾏﾘそう｣
と思って、ﾊﾏﾙこともあります。
ただそれは偶然ですし、そうならないことの方が多いです。
既に起きたことに、屁理屈を後付けすることは簡単です。
しかし、｢独立抽選｣の結果を前もって知ることは、普通の人間には不可能です。
｢未来予測｣を身に付ける為に、｢超能力者｣を目指すのか。
それとも｢確率という数学｣を真面目に学んで理解するか。
選ぶのはあなたの自由です。
確率の話はもう少し続きます。
興味がある方は、もう少しお付き合い下さいませ。