仕事力を考えてみる
仕事=成果
仕事とは成果とピーアンドエフでは過去から教えられてきました。
成果をつくる力は仕事ができることに同意と捉えられると考えています。
…では、仕事力とは何を指すのか?
成果とは、そして結果とは何なのか?
今回は改めて言葉の意味も含めて考えてみたいと思います。
まず、仕事をするうえで必ずでてくる言葉。
「結果」と「成果」について。
この結果と成果の違いをキチンと把握することからはじめたいと思います。
最初に「結果」とはなんでしょうか、、、辞書を引いてみます。
[結果(けっか)とはある物事を行った後に生じた現象、状況、物象をあらわす言葉。原義は果実が実を結ぶこと]
次に「成果」とは何でしょう、こちらも辞書を引いてみましょう、、、
[あることをして得られたよい結果。「研究の成果」「成果をあげる」]
なるほど。
つまり、仕事=成果ということは、"結果において良いものを残すこと"ということが改めてわかりました。
では、その成果をつくり出すうえで重要と思われる「仕事力(=成果力)」について考えてみましょう。
はい、ここで質問です。
あなたは仕事の出来る人と聞いて何を想像するでしょう??
・・・
・パソコン(Word、Excel、PowerPoint)を使える
・専門技術の資格や一定分野の高い技術、スキルを持っている
・英語や中国語など外国語を身に付ける
・人付き合いが旨い
・ある分野の理論や動向についての知識量が多い
・根性がある。粘り強い
etc...
まぁ、たしかに、これらは仕事をする上で役立つと言えるでしょう。
ただ、いずれも"=仕事ができる(成果をつくれる)"ということではないように感じます…。
前述もしていますが、仕事とはより良い成果を生み出すことであると言えます。
つまり、仕事ができる、または仕事力がある、ということは、行動から得られた結果をより良い成果に近づけられる能力、、、と言えそうです。
そうした能力つまり、"物事をより良く成し遂げることのできる力"について以下のようなものが考えられます。
①「課題設定」
周りを取り巻く環境や状況、情報を分析した上で、適切な目標を掲げ、それを達成するための課題を設定できること
②「原因分析」
発生した問題を分析し、原因を解明できること
③「決定また判断」
複数の案の中から、最適案を選択できること
④「スケジュール管理」
考えられるリスクを予測、回避して、納期通りに実行すること
これらは俗にいう「論理的思考力」と言われる類です。
こうした能力を磨くことが成果を創出する上では欠かせないと言えるでしょう。
周囲の仕事できるなぁ、、、と感じる人たちはやはりこうしたポイントにおいて総じて高いレベルを感じます。
仕事(=成果をつくるうえ)では、自分の考えを相手に理解してもらわなければ始まりません。
成果に向けた物事を進めるうえで誰でも理解できるように、わかりやすく説明する力が必要になります。
上記のような要素を持ち合わせた論理的思考力の重要性は理解してもらえるかと思います。
…ですが、私たちは日頃業務に忙殺されているとこうした上記の点には意識が向かず、本質的な仕事に必要な能力開発を見落としがちです。
仕事に本質的に必要な能力を重点して磨き上げることで枝葉のスキルはより輝きをみせ、更なる成果を生み出していけるはずです。
仕事力ひとつとってみてもどのように考え取り組むかで実る果実は大きくことなります。
いま一度、あなたの仕事力を磨くことについて考えてみてはどうでしょうか。
渡辺
環境は成長を促進する
人は環境によって育てられることも多分にあると思います。
幼少の時の環境によって成長が変わることもあれば、立場が人を育てる…などの言葉もそれにあたると思います。
競争の激しい環境を耐え抜いてきた人にはそれ相応の力もつくでしょう。
思考する必要のある環境に置かれた人は思考力が磨かれるでしょう。
常に学びある環境には、挑戦のできる環境にはそれぞれのに強みを持った人が育つでしょう。
自分自身をどのような環境に置くのか?
そして、組織であれば関わるメンバーにどのような環境を提供し、成長の機会を与えるのか?
その結果、その環境が組織にどのような貢献をもたらすのか?
グループビジョンとして「世界一人間力高きパイオニアカンパニー」を目指すうえで、どのような環境であれば人間力は磨き上げていけるのか?
その要素においては変えるべきものと不変的なものがあり、その時々の時代や状況により必要な環境は変わっていくだろう。
自身の役割を活かし、社内環境を変化させ、関わるメンバーの成長に寄与していきたいと考えます。
人は弱いものです。
いつの間にか自分に都合のいい言い訳をしながら自らぬるま湯につかっている状況を作ってしまいがちです。
視野の狭さ、視座の低さ、視点の少なさ…小さな客観視でおさまらぬよう成長の機会をどんどんと創っていきたいものです。
自らをより高みに、一歩、二歩と厳しい環境における人はいつの時代も成長し、各々の成功を手にしているように感じます。
努力しても成功を掴むことは難しいかも知れません。
ただ、成功を手にしている人は大抵人並み以上の努力をしているものです。
自身の目指す状態へと、自らを律し、小さな成長を繰り返し、そして積み重ねていくべく自身の環境をより良く変えていくことに常に挑戦していきたいものです。
渡辺
リテールマーケティング事業部!
先週の取締役会議を経てグループ全体の中期計画
各事業部の中期計画の承認を得ました。
その中で既存の通信マーケティング事業部は
リテールマーケティング事業部に名称を変更しました。
我々のやるべき使命は
「リアル店舗の活性化のために顧客と共に
デジタルを駆使した挑戦・創造を繰り返していくこと」です。
我々の使命はリアル店舗の活性化です。
ただ、時代はデジタル革命期と言われる激動の時代になっており
如何にデジタルを活用した企業運営、店舗運営をできるかが
重要なポイントとなっています。
だから我々はデジタル領域を駆使した課題解決力をつけて
店舗運営の支援をおこなっていきます。
世の中全体のデジタル化が進む中でまだまだ各地域の店舗はこれから
デジタル化が必要となってきます。
我々がやるべきはデジタルの力を駆使することで
店舗経営の費用対効果を最大化させるための支援です。
三浦 邦元