いずれにしても、カルマの介在なしに、新しいものは生まれてこない。
カルマとは、言うなれば、出来事の記憶/記録なのだ。
出来事とは、言うなれば、新しいカルマの形成に他ならない。
芸術/文学が、出来事を描くならば、それはドラマと成る。
そのドラマにおいては、カルマ的な帰結として、また新しいカルマの形成のために、様々な出来事が描かれる。
霊的な意味において、芸術としてのドラマと歴史的事実としての出来事とは、等価である。
そのようなドラマ、カルマ的なドラマを描かないテレビ・ドラマや映画を、一種のミームとみなすことはできるが、それを芸術とみなすことはできない。
そのようなミームとして、ポストモダン動画ミーム、民放2時間スペシャルドラマミームなど、各種あげることができる。