まず、入院した日に尿を取る紙コップと、便を採取するキットをもらいました。尿は難なく取れましたが、便は便秘のせいか、なかなか取る機会が無く、看護師さんからもいつでも良いよと言われていたので、やらずにそのままにしていました。
~そして、検査当日~
検査のメニューは
・骨髄穿刺・腹部エコー・血液検査・胸部レントゲン・心電図・鼻と喉の粘膜採取
↑これらの検査を1日で全部やります。食事可だったので、朝食をモリモリ食べ、気合いを入れました。
血液検査、胸部レントゲン、心電図は難なく終了。鼻と喉の粘膜採取はメチャクチャ痛かったです……涙が出ました。
腹部エコーでは、脾臓がかなり肥大していた事が分かりました。医師に「1日2日じゃこんなに大きくならないよ。今までお腹張ったりしなかった?」と質問されましたが、自覚はありませんでした。
そして、骨髄穿刺。よくマルクと呼ばれていますが、これはドイツ語で骨髄を意味するknochen mark からきてるそうです。マルクは、骨髄に針を刺して骨髄液を採取し、造血の状態や白血病細胞がどの位あるかを調べたりする検査で、診断や治療途中での治療効果の判定・再発の有無の確認の為に行われます。大人の場合、腸骨(腰の骨)か胸骨から採取するようです。
当時の私は白血病の知識がほとんど無かったのですが、マルクは物凄く痛い‥という認識がありました。(多分、昔見たドキュメンタリー番組の影響だと思います。)なのでマルクをすると言われた時から、ずっと憂鬱な気持ちでいました。
マルクの手順は(私の分かる範囲で)、まず触って針を刺すポイントを探し、消毒→痛み止めの注射→針を刺しながら骨に刺すポイントを探す→骨に針を刺して骨髄液採取→患部に絆創膏を貼り、腰に砂袋を付けて仰向けになり、30分安静にして止血→終了。
実際にマルクをやってみて……医師がテクニシャンなのか(笑)思ってたより痛く無かったです。私は腸骨から採取しましたが、うつ伏せの状態でやるので何をされているのか見えません。でも、医師が声を掛けながら進めてくれるので、心の準備ができ、緊張しましたが、落ち着いて検査を受ける事が出来ました。
※これはあくまでも私の感想です。痛みの感じ方には個人差がありますし、医師の腕前も関係すると思います。
無事に全ての検査が終了し、ほっとしました。後は結果を待つだけです。