第8話。
無事、崩壊いたしました。
（どんな感想）
しかしラストの崩壊へ向かい
負の連鎖が加速していく感じは
いつ観てもスゴイな。
慎一の万引きが佳代子にバレ・・
茂之はイジメに加担する側へ・・
一茂は借金返済の為の水増し請求が
バレて会社をクビに・・・
まさにどん底。
どんだけどん底なんだ！
沼田家っ！！
そんなどん底沼田家に
トドメの吉本のネタバラシ。
吉本が沼田家に来てから起こった
不可解な出来事はすべて吉本が
仕組んだものだった。
ネタバラシをした後、
沼田家を去ってゆく吉本。
自分だけには何も言わない吉本を
追いかけどこまで騙してたのかを
問い詰める茂之。
真野さんまでは仕込みだったけど
それ以降は自分が招いた結果だと。
ソノちゃんやクラスメイトと
仲良くなれたこと・・そして
今度は茂之が山尾をいじめてること。
「やっぱりお前はダメダメな生徒だ」
すべてお見通しの吉本。
茂之は前にこの件を吉本に
相談しようとしてたんだよね。
でもタイミングが合わなくて
相談するのをやめちゃった。
まぁ相談したところで
「そんなの自分で考えろ」
って言われそうなんだけど。
本当の意味で強くなれなかった茂之を
"やっぱりダメダメな生徒だった"
とガッカリしたんだろうね・・
自分も「てめーー」と言いながら
山尾を殴る茂之には激しい
ショックを受けたよ。
（当時・笑）
吉本が去った後の沼田家は
今まで抑えていた鬱憤が爆発、
4人で言い争いになる。
こんな事態になったのは
父のせいだ、母のせいだ、
兄にせいだ、弟のせいだ。
まわりの人間のせいにする家族。
そんな時、茂之が確信を突く
一言を放つ。
「こんな家族だったから
吉本荒野に潰されたんだろ！！！」
・・これ8話までを一言で
表しちゃう様な名言だよね。
心が弱く、流されやすいけれど
一番まともな感覚を持ってる茂之。
吉本はそれを見抜いていたから
茂之に「お前が家族を救え」と
望みを託したんだろうな。
その後、壊れていく沼田家。
皿を割り出す佳代子。
勤めてた会社の製品のTVを叩き割る一茂。
賞状やトロフィーをなぎ倒し切り刻む慎一。
自分が"守ろうとしてたもの"
を壊しているのか？
茂之はカラーペンキを
部屋にぶちまける。
そして一面に落書き。
バカ
アホ
うんこ
茂之に関しては
過去の自分に対しての
自虐？？
床に筆で書いてる時の茂之が
芸術界の巨匠みたいでかっこいい。
（書いてる文字は『バカ』だがw）
言い争いが始まったところから
茂之がカメラに向かいペンキを
投げるところまでの流れ・・・
観ていて痺れる。
決して明るい内容ではないけど
かっこいいよね。
8話が一番好きな理由は
ここにある。
吉本の手伝いを全て終えた水上沙良に
謝礼を渡す、すべて予定通りだった。
沼田家が崩壊する前、
マキが別れ際に「バイバイ」って
いつもと違うトーンで言ったのは
慎一と会うのはこれが最後だと
知っていたからだったんだな。
（今、判明）
吉本が去っていく時のあの青空は
何とも言えない気持ちになるね・・
そんな8話の中にも
面白シーンもあった。
またもや吉本におかずを
盗まれる茂ちゃん！（笑）
今度はトンカツ取られる。
茂「取っておいたのにぃぃぃ〜〜〜⤴︎」
って
口調が完全に吉本だよw
それ吉本のやつだよ！！
完全にうつってるよっ！！（笑）
視聴者にもうつるくらいだから
近くに居たら、そりゃうつるか。
自分もここ数日、無意識に
「いいねぇ〜」が出ている。