小学生の頃「キリスト教は嫌いだ」といっていたが、なぜか「きよしこのよる」と「もろびとこぞりて」だけは知っていた。
学校で習ったはずはないし、育った家は日本流の神仏習合の信心をしていたので、どこで憶えたのかわからない。
音楽の好きな母から教わったか?それとも何か、こども向けのテレビ番組とかでやっていたのか?
学校では教わらないので、知らない子たちがいるという話も、無理はない気もする。
自閉症の次男は、数年前から「きよしこのよる」が歌えるようになり、今年は「もろびとこぞりて」を憶えて歌いたがる。
そこで歌う機会を与えるべく、しばらく前には出身大学の燭火礼拝に参加したし、明日は教会学校礼拝、普通の礼拝、夕方のクリスマスイブ礼拝をハシゴしてみるつもりである。
小学校に入ったころのことを思い返せば、言葉も通じないような状態だったのだから、思えばずいぶん成長したものだ…
…ちなみに慶大通教課程は、大学としてはキリスト教とは関係ないのに、意外とキリスト教史に関する科目が充実している。
・オリエント考古学:旧約聖書の時代
・西洋史特殊I:新約聖書前後の時代
・西洋哲学史I:半分は中世のキリスト教思想
・西洋史特殊II:宗教改革前後の時代
・日本史特殊II(キリシタン史):宗教改革後の時代
そういえば日吉には、なぜかチャペルもあった。慶応YMCAの部室だと聞く。
コロナ期でなければ在学中に訪ねてみたかった…