来週は大学改革支援・学位授与機構の試験 | 慶大通教課程(73期秋学士入学)での学びとその後

慶大通教課程(73期秋学士入学)での学びとその後

文学部I類(2019.10-2022.3)で学士(図書館・情報学)を取得。その後の学びの記録と育児を中心に書いてみたい。他の取得学位は学士(文学/玉川大)、学士(教養/放送大)、学士(福祉経営学/日福大)、あと学士4つ、修士2つ。

3月に「次の目標」と書いた。それが、大学改革支援・学位授与機構(NIAD-QE)での「学士(文学)」取得。

ほんとは慶大を出たら「学士(社会科学)」に挑戦する想定だった。

単位の全体数だけなら足りてるから、あとはほぼ(=後述の「壁」を除けば)「学修成果」(=卒論の代わりとなる、長めのレポート)を書くだけ…だったのだが。

越えられなかった「壁」が、5年前くらいにつくられた、NIAD-QEで一度学士をとったあと、別の学士をとるには、別の学士のほうの指定科目のうち、専門科目・関連科目から16単位とる必要があり、さらに最低1つは専門科目を含める必要がある、という謎ルール。

問題はこの「専門科目」で、法学・社会学等の社会科学系の科目をとらねばならない。

文学部でも、社会学史I・II、教育社会学、法学概論というのがあるから、どれかはとれると思ったのだが…

科目群の都合等あり、社会学史や法学概論は履修できなかった。

教育社会学は試験代替レポは通ったのだが、卒業の時点では単位がとれなかった(最終日に提出した再レポートが通って後日単位がとれる可能性は残っていると信じたいが…何も連絡ないから、諦めるべきなのかも)。

 

…で、慶大の単位で挑戦できるのは、「学士(文学)」の心理学か歴史学だけだった。

しかも「学習成果」は、既に卒論やレポートで出したものの転用は不可、との縛りもある。

この縛りを考慮すると、心理学では「学修成果」を即席で書くのは難しい。

しかし「歴史学」はネタがあった…そう、郵便局が閉まる時間を調べていなくて、提出できず、科目群の枠を棒に振って涙を飲んだ、「Eスク西洋史概説」と「西洋史特殊II」の代替レポ!これらは、レポとして出せていないから、転用できるのだ!

そこで、西洋史概説のほうの一部と、西洋史特殊IIのほうのほぼ全体を組み合わせ、最初の修士のときに扱った神学者の見解の一部を持ってきて両者を強引につなぎ、字数の目安に合う長さに仕立て上げた。これで通れば、当時の努力の7割くらいは、無駄にならなかったことになる。

 

あとは来週、試験を受けて、とおるかどうか。もちろん、学修成果が求められる水準に達していない場合は、落とされる可能性がある。そうしたら次回以降、学修成果を改訂するか、あるいは新規に書き直して、再挑戦するつもり。