京都の小さな演劇スペース P-act です。
4/29、第63回『P-act文庫』でした。
前日、みんな早めに到着してワラワラ準備していたのですが、
連絡がゆき届かず、一番最後にやってきた司会者分寺裕美
焦ってます。
『できるかな?』に続いてなので、
かわいいこいのぼりそのまま使えました。
ちょっと小さくなったかな?
GW初めの日曜日、たくさんのお客様に来ていただきました。
ありがとうございました。
ではご紹介していきましょう。
一人目!
『美鈴の子ネコ』 壺井 栄 作
読人 武内直美
壺井栄は『P-act文庫』初出。
昭和24年の「小学五年生」に発表された作品です。
読人の武内直美さんは、第24回・第36回・第51回に続き4回目の出演。
いろんな人が出てくるのを演じ分けるのが楽しそうで、
こちらも楽しくなりました。
かわいい話でしたね。
『P-act文庫』で読まれてない作家を探したそうです。
まだまだいますよ、武内さん、ぜひまたご出演くださいませ。
二人目!
『夏の葬列』 山川方夫 作
読人 氏田 敦
山川作品は2度目。
この作品は、昭和37年に発表されました。
読人の氏田敦さんは、第27回に続き2回目のご出演。
劇団冬芽舎の役者さんです。
まあ、なんてショッキングな哀しい話でしょう。
ドキッとした後、あ、助かってたんだ、と、一瞬ホッとしたのにね。
老いと闘っているという氏田さん、またぜひご出演くださいませ。
14時と17時のあいだ、
身体を休める氏田さんの横で、
マイペースでドーナツをかじる司会者分寺!
愛してるぜっ!
リフレッシュして、ラストの読人です。
三人目!
『変な音』 夏目漱石 作
読人 飛鳥井かゞり
この作品は、明治44年初出。
読人は飛鳥井かゞり。
先月の怪我から少し復調。
でもいつもより短い作品でした。
漱石実体験、入院中に隣の部屋から聞こえる
大根をおろすような「変な音」をめぐって生と死が交錯します。
死を聴く物語、なのですが、サスペンスタッチで面白かったですね。
さて、衣装の共通点は?
「みどり と 鳥」
でした〜。
わかりやすかったですね(=^ェ^=)
お手伝いがたくさんいて、すぐにバラせて、打ち上がりました〜。
甘いものたくさん差し入れでいただいて、
猫は幸せでした。
さあて、来月の『P-act文庫』は、
美女三人でお送りします。
お子様でもわかる話ばかりなので、
ぜひお子様連れでお越しくださいませ。
もちろん大人の方もお楽しみいただけますよ。