京都の小さな演劇スペース P-act です。
11/26、第58回『P-act文庫』でした。
今月の司会は、我らが分寺裕美!
本番前、熱心に稽古する出演者お二人と、
熱心に化粧する司会者!
やがて開場。
秋の京都は紅葉目当ての観光客でいっぱい。
バスもなかなか進まなかったようですが、
たくさんのお客様に来ていただきました。
ありがとうございました。
さてご紹介いたしましょう。
一人目!
『回想電車』 赤川次郎 作
読人 長田美穂子
長田さんは、第45回にもご出演くださいました、2回目のご出演です。
以前は、劇団やプロダクションに所属して、
映像や舞台でご活躍でした。
最近も、映画に出演したり、他で朗読したりしてらっしゃいます。
赤川次郎は、『P-act文庫』初出。
もちろん著作権許可いただきました。
主人公はすでに死んでいたのか、
途中で死んだのか、謎のある不思議な話でした。
この作品、「世にも奇妙な物語」で放映されたこともあるそうです。
確かに、奇妙でしたね。
長田さん、またぜひご出演くださいませ。
二人目!
『仙人』 芥川龍之介 作
読人 久保幸子
久保さんは、『P-act文庫』初出演。
芥川は、一、二を争うくらい読まれてますね。
この芥川作の「仙人」という話、
題名は同じなのに、まったく違う内容で3作あります。
今回のは、大正11年に書かれた面白い話です。
久保さん、普段は、朗読グループ「きらきら星」で年に2,3度朗読したり、
お茶の出ない歌声喫茶みたいな感じで、
月に6回、歌を歌ったりしてらっしゃいます。
医者の女房が、面白かったですね。
権助は、本当に仙人になってしまったのでしょうか。。。
久保さん、ぜひまたご出演くださいませ。
ここで、恒例、体操タ〜イム!
リフレッシュしたところで、ラスト!
三人目!
『羽ばたき』 堀 辰雄 作
読人 飛鳥井かゞり
堀辰雄作品は、『P-act文庫』初出。
アニメ映画「風立ちぬ」で一気に知名度があがった作家さんですね。
『P-act文庫』始まって以来の、
一瞬、椅子の上にあがっての朗読でした(=^x^=)
すべて終わってみれば、85分。
観客の皆様、お疲れ様でした。
さて、今回の衣装の共通点は?
「羽根と黒」
でした。
久保さんと長田さん、初対面でしたのに、
ゲネの日に、こんな仲睦まじい姿。
そうそう、ゲネを観に来たタミーちゃんから、
美味しい差し入れ。
こういう差し入れは嬉しいですね。
ありがとうございました。
心配していた16時の回も、
インターネットで知ったなどという、
嬉しい飛び込みの初めてのお客様もいらっしゃって
ありがたかったです。
打ち上がりました〜
観に来てくれて、バラシを手伝ってくれたアルミさん、森嶋さん、
ありがとうございました。
今年最後の『P-act文庫』は、
お楽しみに〜