戦前 国産腕時計 精工舎『ステート』とは! | ぽつんとのブログ

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60代からの衰えを改善する為、「家トレ」を始めてます。又、戦前~戦後の得をする「腕時計」情報も記事にしてます。

【精工舎の別名】
今回は戦前 国産腕時計 精工舎『STATE(ステート)』の記事になりますが、日本語にするとアメリカ合衆国?これってどうみても舶来品に見せかけたネーミングですよね😁


精工舎『STATE(ステート)』を含めて、国産腕時計の別名は【200種類以上】存在してますが、状態の良い実働品は少ないです😆

個人的な憶測になりますが、戦後に入りスイス製の不明メーカーと間違えられたりして、故障するとガラクタ(鉄屑)として処分されてしまったのではないでしょうか?


12時下のロゴが『STATE』になっていると、確かに舶来品に感じますね😅


又、国産腕時計の別名は、戦後の混乱期に戦前の在庫(文字盤、ムーブメント、ケース)を組み立てたカスタム的な別名も多いですが、 今回の『STATE(ステート)』は精工舎の【別名腕時計之部】にも記載がありますので、戦前に生産されているオリジナルと思われます。


画像はモリス9型、10石、受けにもSEIKOSHAの刻印があります。


又、裏蓋(内側)にも扇形SKS 刻印が確認出来ます。

【別名の歴史?】
明治~昭和初期頃は、精工舎が高級懐中時計の開発に力を入れており、スイス、アメリカの技術をコピーして独自の技術力も磨いてましたが、
世界は既に腕時計が主流になっていることに目を向けなかった精工舎と他の国産時計メーカーは開発の出遅れが大きく、腕時計を販売しても精度に勝るスイス製に圧倒されて、精度の劣る国産品は売れなかったようです😆

その為、舶来品に見せかけた別名を生産しなければならない哀しい時代でもありました😭

それでは。。。

いつも最後まで読んでいただき
 ありがとうございます🍀

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