いきなりですが・・・
↓画像は40sロレックスの
王冠マーク尾錠(SS材)になります。
年代により裏側の刻印は変って来ますし、
生産国によっても違います。
上記のデザインはアメリカ、メキシコが
生産国のようです。
又、この年代でも驚くほど偽物(コピー)
が多いですね
簡単な見極めは、
ルーペで見ても刻印が読み取れない!
のはかなり危険な尾錠です。
ただ経年の摩耗により読み難くなっている
尾錠もありますので、
その点の判別は難しいですね。
年代物の尾錠も本物を見抜くためには、
日本ロレックスへ鑑定を依頼するか?
現物を出来る限り多く集めて、
違いをしっかり目に焼き付ける!
しかないですね😅
ただ日本では尾錠の資料が少なく、
ここの領域はプロでも難しいように
感じます。
それでは、偽物にはどのような物が
あるかと云いますと、
↓画像を見てください。
王冠マークは真似てますが、
形状がハッキリしてないですね。
【偽物(コピー)】
裏側の刻印はハッキリしてないし、
刻印の向きが逆になってます。
又、ROLEX SA刻印(長丸内)が、
RILEX SAになっていたり、
素材がSS(ステンレス鋼)では無く、
鉄へニッケルメッキしている物も
存在してます。
【偽物(コピー)】
上記の王冠マーク尾錠は、
SS材のみ比較してますが、
18KÝG、14KYG、18KPG、14KPG、
になると刻印も違ってきます。
【参考資料】
14KPG(無垢材)
年代から判断すると、
バブルバック(14KPG)用と思われます。
裏側にはROLEXの刻印と
王冠マーク裏側・・・14K刻印から
判断して、当時のロレックス社が
米国、メキシコなどの工場で生産してた
王冠マーク尾錠と思われます。
ちなみに、日本でも
ロレックスのバックス部(18KYG)
のみ生産していたようですが、
その詳細は不明です。
ロレックスの謎は深まるばかりですが、
また別の機会に・・・