秋葉神社で出合った火打石





今回、たまたま旅のお供で持っていった本に載っていたので

ご紹介します!



『八百万の神さまがミカタする!ほんとうのお清め』

民俗学者の久保田裕道さんが書かれた本です




その中に出てきた火打石ですが

これは家族や身近な人へのお清めの方法の一つ



火打石でできる火花を「切り火」といい、

右肩後ろにかけると「相手の無事を祈る」効果があるといわれているそうです



秋葉神社の手水舎には切り火をどこにかけるかの

指定はありませんでした


たしかお好きなところにかけると書かれていたので

それ通りでいいかと思います!



わたしは今回、この本を読んでいたので

相手の無事を祈り、右肩にかけました(火花は出なかったので効果があったかどうか・・)



自宅で切り火を起こす場合は

玄関から出発する時なので帰りの無事を祈るため右肩がいいのかもしれないですが

お清めになるとまた場所が違うかもしれませんね



この火花は火の元になるので燃えやすい服に

切り火をかけると火事や怪我の元になるので

注意しましょう



直接かけるのではなく肩のあたりで軽く火花を散らす程度でいいそうです



秋葉神社ではこの切り火が自宅でもできる

火打石セットを販売されていました



相手の無事を祈るという思いから

毎日切り火をして家族を送り出してみてもいいかもしれませんね



わたしは毎日はできそうにないので

必ず「いってらっしゃい」と相手に伝えるようにしています



この「いってらっしゃい」という言葉にも意味があり

「行って(帰って)いらっしゃい」と行って帰ってきてという願いが込められているそうです

(これはまた別のお話)



火打石のように邪を払う力はないかもしれないけど

言葉には力があると言われているので伝えていきたいと思います



もう少し言葉の意味も学びたいな〜・・なんてふわふわ考えています




秋葉神社の様子はこちらのブログで詳しく書いています