2024年、8月の国立おざわには、2250名の患者さんが来院しました。
暑い夏でした(まだ暑いけど)。
ただ、それほどまでに治療を優先する人間が多くいたという感覚です。
今、
自分の体調不良に悩んでいる。
自分の不定愁訴に悩んでいる。
自分の身体をどうにかして治したいという人がものすごく増えています。
身体の疲れも増えています。
心の疲れも増えています。
これはもはや、国難襲来。
私は鍼治療を通して人間を救わねばなりません。
これ程までの気候変動があるからこそ、それに耐えられる身体を作らねばなりません。
この先、薬ではどうにもならない自律神経症状が爆発的に増えていくと私は予想しています。
気象データアナリスト・気象予報士と協力しながらデータ収集を行い、患者さんに役立つ情報を集めていきます。
その暑い8月は、強迫性障害・うつ病・不安神経症・頭痛・逆流性食道炎・IBSの患者が多かったです。
いずれも、患者さんは『首コリが原因かもしれない』ということで、SNSや様々な情報を探して国立おざわに来院します。
10月28日発売の書籍は再校も届き、大詰めです。
再校を読み進めていると、首コリ治療で世界が変わると本気で確信します。
8月の2250名の内、1000件は私、1250件を3人の社員が診ました。
正直、ひと月に1000件鍼治療を行う人間は狂っています。
『現代社会が生んだ病は首コリに在る!!』と、私自身が私自身を信じています。
私が鍼治療に狂うことは、自分自身を生き切ることと同義。
愚直にひたすら打ち続け、目の前の患者と感応道交する。
病を診るのは当たり前。
症状を診るのも、
顔色や皮膚、
筋肉の状態を診るのも当たり前。
それ以前に、人類80億人いる目の前の一人の人間を観ています。
原因が分からずに苦しんでいる人が本当に多いんです。
苦しんでいるのに、それをさらけ出せない人も多いんです。
全ては自分の中にあるから、無いものは観えません。
だから私が、鍼治療に狂います。
すべからくよろしいと。
また相手を知ることで自分を知ることができるから。
志定まれば、気自ずと盛んになる。
自然は自燃。
『自』らを『燃』やすと書きます。