日本人が忘れてはならない4つの日があります。
一つ、6月23日『沖縄慰霊の日』
一つ、8月6日『広島原爆の日』
一つ、8月9日『長崎原爆の日』
一つ、8月15日『終戦の日』
明日は6月23日。沖縄慰霊の日です。
ちょうどその日は、私の父の誕生日でもあります。
毎年お祝いをしています。
そして今日6月22日は、私の娘の11歳の誕生日です。
私も動き回っているので、この11年間で100日も一緒に過ごしていないかもしれません。
しかしお互いに寂しいという気持ちは無いのが我々の命の絆です。
『何かしてあげる』『何かしてもらう』そのバランスが良い事を愛だと勘違いしている人が多い。
だからそのバランスが崩れたりすると、『搾取されている』という気持ちが生まれてしまうんです。
愛は奉仕でも自己犠牲でも、取引でも相手に要求するものでもありません。
愛は一方的、無差別、無制限。自分で自分を愛する事も、一方的、無差別、無制限です。
自分自身が苦しかった幅、絶望した幅、不完全を自覚した幅、そして自分自身をどれだけ愛したかという幅。
その幅の分だけ他人を愛すことが出来ます。
いつの時代も、若者たちが時代を変えてきました。
『感動と気骨なき民族は滅びる』と言われています。
現代の日本人に気骨はあるか。感動はあるか。
我々『大人』と呼ばれる者達は、若者たちに何を伝えているのか。
何か、伝えているか。
生き様を観せているか。
私の息子は今年、15歳になります。受験生。
『頭は要らねぇぞ』『お前がど真ん中で生きればいい』受験生へのメッセージ。
将来の職業なども考えるお年頃です。鏡を見る時間も増えました(カワイイ)。
以前息子に【父親の仕事】という取材を受けました。
『Q:あなたにとって、仕事とは?』
『A:どう生きて、どう死ぬか。』
『Q:仕事で意識していることは?』
『A:頭は要らねぇ。ど真ん中。』
「…おとーちゃん、これ…クラス全員分張り出されたんだけど…マジみんな、マジ顔でドン引きで観てたわ…」
いいねいいね。
息子は私が日本人としての誇りを持つ仲間たちと生きているのを知っています。
少しずつ、面構えがいい息子になってきました。
いい漢になれよ。
家族がいる、仲間がいる、仕事がある、食い物もある。
98歳で亡くなった祖父は戦争経験者でした。よく、戦争の話を聞いていました。
じいさんは庭の手入れが終わると、ずっとテレビを見ながら煎餅を食べてました。
『昔は食い物が無かった』…とよく言っていたので、今思うと何か口に入れていると安心だったのではないかと。
平和の『和』は禾へんに口と書きます。
禾は食べ物を現します。
おじいさんは何か食べている時が、平和を感じる瞬間だったのかもしれません。
『日本人が忘れてはいけない4つの日』
絶対に忘れてはならない。そして学ぶというよりも『知ろうとする』ということが大切です。
日本は紀元前660年2月11日に、神武天皇が建国した世界最古の国ということを日本人が知らない。
世界最古の国だからこそ分かることがある。
日本を救うことが世界を救うことに繋がります。
日本は、世界で唯一の『知らす国』です。
知らす国…というのは相手を知って、愛や徳を持って治められている国…ということです。
『知らす国』の在り方は、愛する事、知ること、相手に愛をもって接することを自分で体現することです。
世界の手本になる国が、日本という国です。
アーノルドトインビーがこう言っています。
『現代人は何事も良く知っている。自分自身を除いては。』
自分自身と真剣に向き合うことです。
自分を知ると、自分の国を『知ろうとする』意識が生まれます。
日本は『柳』です。
根強い。
伐られても直ぐに再生する。
受け流す。
先生とは『先を生きる』と書きます。
現代社会、『なんとなく』を生きている先生が多くはないか。『いい先生』になろうとしなくてもいいのではないか。
子供達に必要なのは偏差値教育ではないですよ。
我が娘、
11歳の誕生日おめでとう!!