【鍼灸症例】パソコンの光を見てられない...頭の重さと頑固な頭痛 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F


20代男性

【主訴】

頭重感・締め付けられる頭痛

パソコンの光を見ていられない

 

【問診】


2ヶ月ほど前に発症。少しずつ症状が悪化し、今がピーク。


半年前に就職。仕事が始まり長時間のデスクワークをしている。


ここ最近、特に忙しく疲れが酷い。最初は頭痛から始まった。


社内環境が悪く、対人関係のストレスが酷い。

1ヶ月前から痛みが常にある状態が続き、頭が締め付けられる重さが出る。


徐々に症状が強くなっているので不安になり脳神経外科・整形外科に行くも異常は診られない。


病院から処方された薬でなんとか凌いでいるが一向に改善されない


何とかならないかと探した。家族も心配で、一緒に探してくれた。


当院HPを見て自分に似た症例があることを知り、今回の縁となりました。





 

【視診・触診】


頚部浮腫が強く診られる。

頭半棘筋停止部触診時に認知覚が診られました。

 

 

【治療】


頭半棘筋TPによる頭痛と判断

①頭半棘筋

②僧帽筋

胸鎖乳突筋

を中心に治療を行いました。


 

 

1回目:10→5

頭痛がかなり改善。

若干の締め付けられる感覚が残る。

 

2回目:5→3

側頭筋の治療を開始。

仕事で疲れた時に若干の頭痛が残る。

 

3回目:3→0

2ヶ月悩んでいた頭痛は消失。

 

治療を継続していると自律神経も整うからか、仕事での対人関係も良くなってきたように感じた。

今まで自分の状態が辛かったから周りとの関係性にも余裕が無かったのだと自覚した。

現在も定期的に治療を継続している。

 

 

【西洋医学でいう頭痛】


薬を飲んでも痛みを抑えているのみで、頭痛の原因を解決しているという事にはなりません。



薬を飲んでも繰り返す症状は頭痛だけではありませんが、その負の連鎖にハマっている人は少なくありません。



頭痛外来など、流行り病の『○○外来』…というのも増えていますが、芯のある治療をしている所はありません。

 


さて、


そもそも『頭痛』は脳腫瘍や危険な病気を除いて、ほぼ『首のトリガーポイント』が原因で起こります。




西洋医学ではトリガーポイントよる関連痛が頭痛という症状になる…という概念が無いので根本治療に結び付きません。



頭痛でも、TP形成される筋によりパターンがあります。


①後頭部の頭痛:頭半棘筋TP

②側頭部頭痛:締め付けられる頭痛:側頭筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋

③額と目の奥にくる頭痛:後頭下筋群、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋


など様々なパターンがあります。



無自覚な首凝りがあると、今回の様に無意識な食いしばりが生まれて側頭筋トリガーポイントが形成されます。




側頭筋トリガーポイントは頭を締め付けられるような頭痛になります。西洋医学的には筋収縮性頭痛とか言われます。



頭痛に関しては筋収縮性頭痛とか、片頭痛とか、偏頭痛とか、名前はぶっちゃけどうだってよく、『何筋のトリガーポイントが原因でその様な頭痛が出ているか』を深掘りすることの方が重要です。

 

 


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院長・代表取締役 小沢 国寛


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