【鍼灸症例】人工関節の手術を勧められたが...荷重をかけると膝が痛い(おざわ力作漫画添付) | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F

 

60代男性

【主訴】

階段の登り降りで、膝が痛む

 


【問診】


30年前にスポーツ外傷で、両膝半月板の手術(除去)をしている。


術後の経過は良く、サッカーなどのスポーツもできていた。しかしここ数年、膝の痛みが強くなり歩行時や階段昇降時にも痛みを感じる様になる


体重がかかると、痛みが出る。

今は特に左膝に痛みがあり走ることはできない。


整形外科に行きヒアルロン酸注射などを行うも変化はない。なかなか痛みが引かないので、医師に相談すると、結局変形がありどうすることもできない…と人工関節の手術を勧められてしまう


仕事で重たい荷物を持つことが多い。

趣味でゴルフもしている為、とにかく歩行時の痛みを取りたい…と、来院されました。

 

 

【視診・触診】


大腿部及び殿部にかけ著名な筋力低下が診られました。


膝蓋靱帯、膝蓋骨上部に局所的な圧痛が診られました。


 

【治療】


膝蓋靱帯、大腿四頭筋(大腿直筋、内側広筋)TPによる膝痛と判断し治療を開始しました。

 



 

 

1回目:10→8。少し変化あり。

3回目:8→5。日常生活で楽な時間が少し出てくる。


5回目:5→2。併せて腰部、殿部、ハムストリングスの治療を行うためにうつ伏せでの治療を開始。と同時に大腿四頭筋強化のトレーニング指導を行いました。


10回目:2→0。痛みは消失。継続して下半身トレーニングは継続。


今後も運動を続けていきたい意欲もあり、現在は鍼メンテで2週間に1回の治療を継続中。

 

 

 

【まとめ】


整形外科で「変形性膝関節症」と診断されても、実際は大腿部骨格筋に形成されたTPによる痛みであるケースも多く診られます。


大腿部の筋肉(大腿四頭筋)は、膝関節を保護するための天然のサポーターのような役割をしており、筋力低下と共に膝関節にかかる負担が大きくなります。

 

筋力が低下することで膝関節の安定性が無くなります。


日常生活の負荷でさえ、大きな負担になり、大腿四頭筋のトリガーポイントが形成されやすくなります。


変形性膝関節症もこれら大腿四頭筋の筋力低下により起こります。


適切な治療でTPを除去し、負荷の少ない形でのトレーニングも必要があれば、指導します🦵


 P.S

ひざ痛に関しては、『おざわの力作漫画』…がありますので、分かりやすく添付しておきますね。

 






















【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛


国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】

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