【症例報告】高校生。成長期の治りにくい腰痛症状。 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F



【主訴】

高校生の治らない腰痛


 



【問診】


5日前の起床時から急に痛み。

 

前日まで何とも無かった。

 

今までで怪我などもしたことがなく腰痛も無縁。腰を曲げた時や自分で押した時、座ろうと腰を屈めると痛む。


 

部活は体が温まれば問題なくこなせるが、

それまでは痛くて仕方がない

 


 

肩こりや頭痛も普段からある

頭痛は週に一回薬を飲むほどで昔からの症状

 


両親から見ても肩こりは酷いと思うとのこと


 

大会も近い為、それまでには何とか気にせず走れるようになりたい。


 

【視診・触診】


脊柱起立筋を始め腰部多裂筋の過緊張が診られる

中臀筋、腰部多裂筋に認知覚アリ


押圧による痺れはない


骨盤の可動域が低下している様子




 

【治療】


鍼治療は初めてということでしたが筋肉もしっかりしているため寸6ー2番鍼にて響き少なめ且つしっかりとトリガーポイントに当てていきました。


首にも数本使用し頭痛の治療も並行して行いました。


 



 

治療筋…脊柱起立筋、腰部多裂筋、中殿筋、小殿筋、僧帽筋、頭半棘筋

 


1回目…10→5。日常は少し良くなったが部活中はまだ痛む

 

2回目…5→0。とても良い感じ!部活中も大丈夫。 頭痛も薬を飲まず過ごせている。


 

3回目…無事に大会も出られ良い成績が取れた♪

 

腰痛の治療は3回で終了。

元の肩こりからくる頭痛も2回の治療にて改善。薬も飲まず過ごせているとのこと。

 

 

【まとめ】


今回の患者さんは高校に入学したばかりで部活の練習量が中学生の時から大幅に増え、成長期の体には負担が大きく本来の回復能力にも遅れが生じそれらの負担が蓄積され続けた結果痛みとして症状を出したと考えられます。

 

中高生の体はホルモンバランスも安定しておらず体格にも変化があり中々安定しません。

 

安定しない中で部活動の練習量も増え自身が思っているよりも負担が掛かり続けてしまっていた様です。

 

子供の場合自分の体の変化や疲労具合には鈍く症状が出ないと気付けない事がほとんどです。

 

 

近年では中高生の間でも鍼治療を受けるお子さんが増えております


部活動での体のケアのみならず自律神経の乱れによる症状にも治療が可能です。



是非ご相談くださいませ。




【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛




国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】 

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